みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 思わぬところに落とし穴

2016-03-29 18:38:38 | 日記
二三日前に酔っぱらって足を切ってしまった。リスカでもすり傷でもなく、その傷口は、広く三日月形にパックリ割れて、薄く笑っているような形にも見え、皮膚の下の組織を見せた。あまり気にせず、ガムテープで貼り付けておいた。傷みはなかったの。昨日母親のところに行ってまた酔っぱらって何気なく、ケガをした、と足を見せたら普段何事も動じない母親が焦って傷口を手当し始めたのであたしは心底驚いた。破傷風になったらどうすんの?リスカのときもタトゥーの時も見せたことのない母親の顔を見て、落とし穴に落ちた気分になり、申し訳なさともはや、自分の身の危険すら分からなくなってしまったのか?あたしは思っているより闇の中にいるのかも知れないと焦った。吐き気がして、急に足が痛い気がして子供みたいに不安になった。ヤバそうだ。落とし穴だ。上がってこなけりゃ本気で死ぬ、そう思った。