ちょっと Discovery「平取町」
ここはアイヌのふるさと・と言いたいくらいアイヌ人と深く関連がある町である。
そうだなぁ・・おいちゃんが若い頃、営業で外回りをしていて、ここのお宅へ上がった。
背広で安坐していたが、「ニャー」と飼い猫が「あう、久しぶり」みたいにおいちゃんの
安坐の中に気持ちよく入り留まった。
凄い髭の長老みたいな親父さんだろう、それを観察するように見ながら・・
「ふ~む、この人は大丈夫だ・・」と安心したように言い放った
顧客候補の娘は最初からわかっていたようで、警戒する兄を尻目に車で平取町を
案内してくれた。浅黒でどこかエキゾチックな感じの娘だった。
ここはおそらく町民の半数くらいが元アイヌまたは混血の方が住むが
大きくなった村だった。
昔はシャケがよく獲れ、和牛が美味しくトマトも有名なブランドがある。
「ニシュパの恋人」だったかな有機のトマトジュース、人口は5千人もいなく平和で
優しい町である。
ただ昔はよく村民が騙されるようなことがあり、外来人は警戒する。
北海道では白老と共に有名なアイヌ中心町です。
好奇心が大いにある方は萱野参議員がおられるので、施設を回ってみるのも面白いでしょう。
最後に
でも彼らは先住民族ではありません。
もともとアイヌ人渡来以前数千年前から縄文時代に既に人が住んでいて古い祠が建てられ
大平洋岸に数万年前の横穴住居跡も発見されています。
縄文時代は何万年も長い期間存在し、縄文人は日本列島に住んでおりアイヌ人たちは
割と最近・ロシア極東の少数民族がカヌーなどで蝦夷へ渡り平和を愛し蝦夷の縄文の先住民
と争うこともなく1000年代辺りから暮らしていた自然と平和を愛する民族である。
感謝すべきは江戸時代に侍が蝦夷を開拓できたのもアイヌ人たちが馬車も通れる道を
作り河川地帯に沿って前以て道路を通れるような基礎があったこと等である。