墓参したけん

　わしが「たけくらべ」に取り組んどるのは既報通りじゃけん！。

こういう原作のある絵本に関わるときに、ダイジにしとるコトがあるけん。

それは原作者へのリスペクトを忘れんコトじゃけん。

作品世界に入りながら、その作者の境遇や心情を想わんと、リメイクもただの身勝手な思い込みにおわるけん。

じゃけんこれまでにも扱うてきた作家さんには強い思い入れがあるけん。

と同時に、礼儀は欠かさんようにココロがけとるけん。

「四谷怪談」を演じる役者さんが於岩稲荷に参拝するように、わしも樋口一葉の墓に参ってきたけん。

んが〜……、

京王線の明大前〜？。

こんな縁もゆかりもなさそうな場所に、なして一葉のハカがあるんかのう……？。

いや、もともとは都心にあったそうじゃが、関東大震災のために移転したそうじゃけん。



うんうん、さすがにリッパなハカじゃのう。

合掌、なぁ〜むぅ〜……。

名著を拝借しますコトおゆるし下さい、んで、ちょっとばかり売れるようにお力添えをなむなむ〜……。

ちょっと余談なんじゃが、大きな墓地じゃけん多くの有名人が眠っとるけん。

一葉のハカの近くにあったんは、



昭和の大スター笠置シズ子さんじゃ！。

一昨年はお世話になりましたけんなむなむ〜……。