「あおうっ、あおうっ、あおうっ」!!!
夜中、妙な奇声を上げ体ぜんたいをケイレンさせて、
顔面は真っ赤に、目はロンパリ、白目をむいて。。。
急いで抱き上げ何をしていいか分からず、右往左往するだけ。。。
今度は痙攣が治まったかと思えば、おう吐物が、
のどに詰まって息が出来ない様子!
ますます頭は真っ白、体を逆さにして、揺するも駄目!
何を思ったか、掃除機でおう吐物を吸い取ろうと、試みるも駄目!
息をしない一歳の我が子をみて、涙があふれてきて「光莉!光莉!」
と叫びながら取り乱す私を見て、「しっかりしてっ!」と諭すかみさん、
そんなかみさんも救急車を呼ぶのに「119」か「110」か分からない様子。。。
そうだ親がしっかりしなきゃと「ふぅー」といったん落ち着き、
よくドラマで見るような人工呼吸を試みる!
マウストゥーマウスで息を吹き込む、それでも白目もむいたまま!
いつか所属する消防団で「救急救命講習」を受けたことはあったが、
あまり真剣に聞いていなかったことを後悔した。。。
そんなことを思いながら、意識の遠のく光莉を見て「えーいままよ」と
人差し指をのどに突っ込み、詰まったものはすぐそこに!
それを引っ掻き回す。。。
そのとき!微かな声で「かぁー」と息を吹き返す!
つづけて「げほっ!げほっ!」と力なく咳き込み、かすかに息をして、
酸素を欲している我が子を見て、ホッとするも、それでもまだ虫の息、
遠くに聞こえるサイレンの音を確認し「はやく!はやく!」と救急車の
到着を待ちながら、自分の中でいろんな雑念が。。。
「死んじゃったらどうしよう、元に戻らなかったらどうしよう。。。」
「でも大丈夫!元の元気な光莉に戻るさ!」と一人突っ込みをしながら、
また涙が出てきて再び取り乱し、かみさんに「救急車はまだかっ!」
と叫ぶ!そしてまたまた「おちついてっ!」諭される私。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
いや~こんなブログアップしてると言うことは、
娘が無事だったからなんですけどね♪
いろいろ検査をして薬も投与されて、どこも異常なし、
また元気な光莉に戻り、病院のベットの上で暴れております。
何やらこれはよくある熱性痙攣「ひきつけ」だそうで、10人に一人は
あるそうな。。。たいていの場合2,3分痙攣をして、その後は元に戻るらしい。。。
入院もしないで様子見という場合も。。。
どおりで、救急隊員も「あ~これね。。。」とよくあることと落ち着き払っていた様子、
病院の先生も「はいっ熱性痙攣です」とまるで風邪の症状のよう。。。
でも自分の子供がいきなり痙攣をしだして、白目をむいていたら、たいていの親は、
ビックリするのではないでしょうか。。。
こんな時正しい処置としては、インターネットからの抜粋ですが。。。
↓
熱性痙攣が起きてしまったらどうするのですか? |
難しいかもしれませんが、あわてないで、痙攣の様子を詳しく観察してメモをとってください。それがあとで治療していく上での重要な資料になります。吐いたものをのどに詰まらせないように、顔を横に向けてください。5分経っても痙攣が治まらなかったら救急車を呼んでください。痙攣した後、すぐに痙攣前の状態に戻ったら、まず心配いりませんので、夜中ならば翌朝受診するのでよいでしょう。しかし、何か様子がおかしいと感じたら、かかりつけ医に連絡した方が良いでしょう。 |