春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

バードウォチング・ウィーク 市民探鳥会(その1)

2009年11月17日 | 北九州ブランド
11月15日(日)は日本野鳥の会北九州支部の「バードウォチング・ウィーク 市民探鳥会」でした。
北九州は小倉南区の曽根海岸で開催されました。


某会社の駐車場をお借りして集合。
ごあいさつと今日の探鳥会の内容・コースのお話。
出席者はあまり多くありませんでした。


漁船のとも(船尾)に「イソシギ」がいます。
どうしたんだろう?寝てるのかな、休んでいるのかな。すねてる?…まさか!


干潟に沿って内側にある汽水域に「カルガモ」がいました。
私たちが歩き進んでいくと、さりげなくきびすを返しそろそろ遠ざかって行きます。

 
小倉南区吉田・門司区方面を見ると、ほら手前の白い鳥は「ズグロカモメ※1」や「ユリカモメ」がいます。
その向こうには「ダイシャクシギ」がいます。

この位置から左側に「クロツラヘラザギ」が4羽いました。
遠くて私のレンズではとても届きません。


ズグロカモメ

ズグロカモメ


ズグロカモメ(くちばしの黒い方、冬は頭が白くなり夏は黒くなる)とユリカモメ(くちばしがピンク)
どうしてみんな同じ方向を向いているのだろう。
風向きが関係あるのかな?


ちょっと遠いけど「ミサゴ」がいました。
タカの仲間です。海面近くを泳いでいるボラなどを急降下して捕まえます。


汽水域に「コガモ(手前の二羽)」がいました。奥のは「カルガモ」です。

※1=ズグロカモメ…冬に中国から越冬のため九州などにやってきます。環境省レッドリストの絶滅危惧種II類(危急種に相当)です。
※2=クロツラヘラサギ…環境省レッドリストの絶滅危惧種IA類(ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い)です。

こんな貴重な野鳥たちが曽根海岸にやってきてくれます。曽根海岸は素晴らしい自然の「北九州ブランド」です。

野鳥の大きな姿はデジタル図鑑にリンクさせていただきました。

曽根海岸の自然は守らなければなりませんね。よろしければクリックお願いします。
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ありがとうございました。

写真が多いので2回に分けてバードウォチング・ウィーク 市民探鳥会をご報告します。
次回には「カワセミやハイタカ」などを載せます。