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五嶋みどりさんと五嶋龍さんについてのお話です。
天才には伝説がつきもの、あまりにも有名なお話ですから
すでにご存知の方も少なくないと思いますが
まだご存知で無い方のためにご紹介しましょう。
●タングルウッドの奇跡
1986年五嶋みどりさんがまだ14歳の時。
タングルウッド音楽祭(アメリカ)でボストン交響楽団と共演しました。
レナード・バーンスタイン書き下ろしのバイオリン交響曲を
バーンスタイン本人による指揮で演奏されました。
バイオリンのソリストは五嶋みどりさんです。
この時五嶋みどりさんは3/4サイズの子供用のバイオリンを使用していました。
演奏中、そのバイオリンのE弦が切れました。
すぐさまコンサートマスターのバイオリン(ストバリ)を借りて
演奏を続けます。
なんとまたこのバイオリンのE弦が切れてしまいます。
五嶋みどりさんはさりげなく別の奏者のバイオリンの楽器(ガダニーニ)を借りて続け
演奏を成し遂げました。
これには天下のバーンスタインも感激しコンサートの後、彼女を強く何度も抱きしめます。
翌日のニューヨーク・タイムズの一面トップに「14歳の少女、タングルウッドをバイオリン3挺で
征服」の見出しが飾られました。
この出来事は「タングルウッドの奇跡」としてアメリカの教科書にも載りました。
五嶋みどり タングルウッドの奇跡
涼しい顔で何事もなかったように当たり前に演奏し、あご当ても演奏の合間につけていますね。
3/4サイズのバイオリンから大人用のバイオリンを弾くことは
「陸上選手が他人の違うサイズのシューズを履いて競技するほどのハンディがある」
というネット上での説明もありました。
普通なら弦が切れた時点で立ち往生し、演奏会もぶちこわしになってしまうでしょう。
まして、まだ14歳の子どもですから…いやはやたいした度胸です。
この前の冬季オリンピックでしたか、どこやらのフィギアの選手が沓のひもが切れたとやらで
競技を中断し、終わった後泣いていました。
起きたハプニングは異なりますが根性が違いますね。
●7歳の子どもがパガニーニを演奏
何週間か前ですが、テレビで五嶋龍さんの紹介がありました。
五嶋龍さんは五嶋みどりさんと17歳違いの弟です。
1995年7歳の時に初めてオーケストラと共演しました。
これはバイオリンを習っている子どもさんにオーケストラと一緒に演奏できますよ、
というような楽しい体験コンサートの様だったのではないのかな、と推測しています。
お母さんの五嶋節さんは子どもらしい、子どもの弾きこなせる楽曲ではなく
大人のバイオリニストにとっても難曲のパガニーニの「バイオリン協奏曲第1番」を弾かせます。
Ryu Goto:Paganini violin concerto
このように子どもの音、演奏力とはいえ見事に弾きこなします。
テレビでは本人の言葉で「弾くのならパガニーニであっても他の音楽であっても自分にとっては変わらない…」
というような内容でした。
ご覧になってわかるように、この演奏会の指揮者は佐渡裕さんです。
温かく、でもやや心配げに7歳の演奏を見守る大きな体の佐渡裕さんがなんとも微笑ましい。
くしくも佐渡裕さんはレナード・バーンスタインの愛弟子です。
姉弟ともにレナード・バーンスタイン~佐渡裕との縁があったのですね。
これからも目が離せない五嶋みどりさんと五嶋龍さんの姉弟です。
これこそ「頑張れ日本!」と叫びたくなってきます。
今回はクラシックネタでした。まだまだいろんなお話がいっぱいあります。
ご期待ください。
そんなワケでご期待のクリックをポンとお願いします。
ありがとうございます
天才には伝説がつきもの、あまりにも有名なお話ですから
すでにご存知の方も少なくないと思いますが
まだご存知で無い方のためにご紹介しましょう。
●タングルウッドの奇跡
1986年五嶋みどりさんがまだ14歳の時。
タングルウッド音楽祭(アメリカ)でボストン交響楽団と共演しました。
レナード・バーンスタイン書き下ろしのバイオリン交響曲を
バーンスタイン本人による指揮で演奏されました。
バイオリンのソリストは五嶋みどりさんです。
この時五嶋みどりさんは3/4サイズの子供用のバイオリンを使用していました。
演奏中、そのバイオリンのE弦が切れました。
すぐさまコンサートマスターのバイオリン(ストバリ)を借りて
演奏を続けます。
なんとまたこのバイオリンのE弦が切れてしまいます。
五嶋みどりさんはさりげなく別の奏者のバイオリンの楽器(ガダニーニ)を借りて続け
演奏を成し遂げました。
これには天下のバーンスタインも感激しコンサートの後、彼女を強く何度も抱きしめます。
翌日のニューヨーク・タイムズの一面トップに「14歳の少女、タングルウッドをバイオリン3挺で
征服」の見出しが飾られました。
この出来事は「タングルウッドの奇跡」としてアメリカの教科書にも載りました。
五嶋みどり タングルウッドの奇跡
涼しい顔で何事もなかったように当たり前に演奏し、あご当ても演奏の合間につけていますね。
3/4サイズのバイオリンから大人用のバイオリンを弾くことは
「陸上選手が他人の違うサイズのシューズを履いて競技するほどのハンディがある」
というネット上での説明もありました。
普通なら弦が切れた時点で立ち往生し、演奏会もぶちこわしになってしまうでしょう。
まして、まだ14歳の子どもですから…いやはやたいした度胸です。
この前の冬季オリンピックでしたか、どこやらのフィギアの選手が沓のひもが切れたとやらで
競技を中断し、終わった後泣いていました。
起きたハプニングは異なりますが根性が違いますね。
●7歳の子どもがパガニーニを演奏
何週間か前ですが、テレビで五嶋龍さんの紹介がありました。
五嶋龍さんは五嶋みどりさんと17歳違いの弟です。
1995年7歳の時に初めてオーケストラと共演しました。
これはバイオリンを習っている子どもさんにオーケストラと一緒に演奏できますよ、
というような楽しい体験コンサートの様だったのではないのかな、と推測しています。
お母さんの五嶋節さんは子どもらしい、子どもの弾きこなせる楽曲ではなく
大人のバイオリニストにとっても難曲のパガニーニの「バイオリン協奏曲第1番」を弾かせます。
Ryu Goto:Paganini violin concerto
このように子どもの音、演奏力とはいえ見事に弾きこなします。
テレビでは本人の言葉で「弾くのならパガニーニであっても他の音楽であっても自分にとっては変わらない…」
というような内容でした。
ご覧になってわかるように、この演奏会の指揮者は佐渡裕さんです。
温かく、でもやや心配げに7歳の演奏を見守る大きな体の佐渡裕さんがなんとも微笑ましい。
くしくも佐渡裕さんはレナード・バーンスタインの愛弟子です。
姉弟ともにレナード・バーンスタイン~佐渡裕との縁があったのですね。
これからも目が離せない五嶋みどりさんと五嶋龍さんの姉弟です。
これこそ「頑張れ日本!」と叫びたくなってきます。
今回はクラシックネタでした。まだまだいろんなお話がいっぱいあります。
ご期待ください。
そんなワケでご期待のクリックをポンとお願いします。
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元気なんですが、なんかやる気が失せちゃってね。
そんな時は休む方がいいかと思って。
昨夜この記事を読ませて頂きましたが、
感動したのにコメントを入れる気力が無くって・・・。
改めて今、感想を入れますね。
五嶋みどりさんは知っていましたが、
この様な伝説があったなんて・・・。
私だったら、オロオロしてしまうでしょうね。
14歳の少女がとる行動ではないですよね。
感心しました。
やはり大物なんですね!
紹介して下さってありがとう!
14歳の少女がとった咄嗟の行動、良く分からないがオーケストラでは常識?
それを充分知った上での冷静な判断、落ち着いた行動、
やっぱり、一流になる人は違いますね。
私達の日常生活においても、見習うべき処は大いにありですね。
ブログも波を生じるようですね。
ボクも実はなんだかやる気がしぼんでいます。
ぼちぼち参りましょう。
天才はさすがに違うことがよくわかりました。
「頑張れ日本!」と書きましたが、彼らはもうグローバルな人たちですね。
滅多なことではないと思います。
現実に事故が起きたら普通とても対応できないと思います。
やはり根性が違うっていうか、
肝が据わっています。
並の人ではありませんね。