「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。
第33期名人戦七番勝負 第3局
黒番の張栩名人の中押し勝ち!
面白くなってきましたね。
私は、封じ手は厚みを囲って
寄せ勝負と思っていましたが、
見事ハズレ…
図は張名人の強烈なパンチ
結果壮大な振り替わりへ…
ここで黒リードしたようです。
第四局は10月8,9日か…
このまま勢いで名人が防衛へ突き進むか、
挑戦者井山19歳、決めてくるか
待ち遠しいですね。
裏では第34期名人戦最終予選
大ファンの
武宮九段、依田九段が敗退…
特に名人戦リーグで依田九段の碁が
見れないのは残念…。
4勝4敗でリーグ陥落して…厳しい世界ですね。
井山挑戦者の2勝で始まった名人戦第3局
またもや 名人の実利、挑戦者の厚みですね。
両者の棋風がくっきり。
下辺 黒カタツキから一間に飛んだ形は
堅い印象を受けました。
図は白番井山8段が左辺黒地を
目減りしに1,3,5と打った場面。
なかなか機敏ですね。
最終的に左隅で白生きました。
7番勝負は奇数局が天王山。
張名人!がんばれ!
ファンは第7局までみたいのです。
「二立三析」
2つの石が並ぶ時、
3間までヒラける事を言います。
(析はヒラキの意味)
図は応氏杯 劉星七段 VS 崔哲瀚九段
普通「二立三析」を
相手に打たれると嫌ですが、
この場合は①の石が弱体化してるので
「互角」いや、「白持ち」かも知れません!
中国、韓国での碁は
結構、形にこだわらないですね。
これが強さ!?
豊臣秀吉の軍師として有名な
「黒田 孝高(よしたか) 通称 官兵衛」のお話。
時は文禄元年(1592年)秀吉の朝鮮出兵
浅野長政と共に相談役として渡鮮したが、
石田三成に、2人で囲碁ばっかり打ってるとチクられ
豊臣秀吉の怒りを買い、
「如水」と号して隠居…。
真相
はというと、
軍奉行の 石田三成・大谷刑部・増田長盛は
この老人らを邪魔ものにして
ろくに相談もしなかったらしい。
好きな碁でも打って憂さ晴らしでも
するしかなかったようだ。
なんか哀愁が漂いますね。
海音寺潮五郎 武将列伝 四 より
第33期新人王戦
黒番の内田修平二段(19)が
河英一(ハ・ヨンイル)四段(23)に
中押し勝ち!!
シリーズ2連勝で新人王を獲得
黒の動き出しを
解説の第31期新人王・松本七段 絶賛
上辺がコウ…黒が制して、勝負を決めました。
井山八段に続き19歳か…
数年の内にタイトル戦に出てるかも
知れません。囲碁ファンは待ってますヨ!
過去5年間の新人王(当時の段位)
井山裕太七段・松本武久六段・金 秀俊七段
溝上知親七段・蘇 耀国七段
皆活躍しておりますね!