一碁一語一絵

「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。

第33期名人戦七番勝負 第3局 二日目

2008-09-26 05:33:25 | タイトル戦
第33期名人戦七番勝負 第3局

黒番の張栩名人の中押し勝ち!

 面白くなってきましたね。

私は、封じ手は厚みを囲って
寄せ勝負と思っていましたが、
見事ハズレ…

図は張名人の強烈なパンチ

結果壮大な振り替わりへ…

ここで黒リードしたようです。 


第四局は10月8,9日か…
このまま勢いで名人が防衛へ突き進むか、
挑戦者井山19歳、決めてくるか
待ち遠しいですね。


裏では第34期名人戦最終予選

大ファンの
武宮九段、依田九段が敗退…

特に名人戦リーグで依田九段の碁が
見れないのは残念…。
4勝4敗でリーグ陥落して…厳しい世界ですね。
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第33期名人戦七番勝負 第3局

2008-09-25 05:19:43 | タイトル戦
井山挑戦者の2勝で始まった名人戦第3局


またもや 名人の実利、挑戦者の厚みですね。
両者の棋風がくっきり。

下辺 黒カタツキから一間に飛んだ形は
堅い印象を受けました。

図は白番井山8段が左辺黒地を
目減りしに1,3,5と打った場面。

なかなか機敏ですね。

最終的に左隅で白生きました。



7番勝負は奇数局が天王山。
張名人!がんばれ!
ファンは第7局までみたいのです。
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「二立三析」

2008-09-24 05:04:53 | 囲碁用語
「二立三析」

2つの石が並ぶ時、

3間までヒラける事を言います。
(析はヒラキの意味)

図は応氏杯 劉星七段 VS 崔哲瀚九段

普通「二立三析」を
相手に打たれると嫌ですが、
この場合は①の石が弱体化してるので

「互角」いや、「白持ち」かも知れません!


中国、韓国での碁は
結構、形にこだわらないですね。
これが強さ!?
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碁を打つしかない風景(戦国版)

2008-09-23 21:43:24 | 戦国時代
豊臣秀吉の軍師として有名な

「黒田 孝高(よしたか) 通称 官兵衛」のお話。


時は文禄元年(1592年)秀吉の朝鮮出兵

浅野長政と共に相談役として渡鮮したが、
石田三成に、2人で囲碁ばっかり打ってるとチクられ
豊臣秀吉の怒りを買い、

「如水」と号して隠居…。


真相はというと、

軍奉行の 石田三成・大谷刑部・増田長盛は
この老人らを邪魔ものにして
ろくに相談もしなかったらしい。

好きな碁でも打って憂さ晴らしでも
するしかなかったようだ。

 なんか哀愁が漂いますね。

 
海音寺潮五郎 武将列伝 四 より
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第33期新人王戦

2008-09-23 04:29:20 | タイトル戦
第33期新人王戦

黒番の内田修平二段(19)が

河英一(ハ・ヨンイル)四段(23)に

中押し勝ち!!
シリーズ2連勝で新人王を獲得


黒の動き出しを
解説の第31期新人王・松本七段 絶賛

上辺がコウ…黒が制して、勝負を決めました。


井山八段に続き19歳か…
数年の内にタイトル戦に出てるかも
知れません。囲碁ファンは待ってますヨ!



過去5年間の新人王(当時の段位)
井山裕太七段・松本武久六段・金 秀俊七段
溝上知親七段・蘇 耀国七段  

皆活躍しておりますね!

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