イオンの周りは桜もキレイだし、紫陽花もたくさん植えられてて、買い物がてら花見ができていい
《それでも夜は明ける》という映画を観た。
アメリカ南部、《風と共に去りぬ》を思い出すなぁ。
黒人が奴隷として扱われていた頃の実話。
私は奴隷制について詳しくないので「自由黒人証明」というものを知らなかった。これがあると基本的に奴隷にならずに済むらしい。
この映画では自由黒人が拉致されて売られてしまい、12年も奴隷生活を送ることになる。
人を人として扱わない、酷い人種差別、いじめ、迫害が現在のアメリカの人種差別の根底に深く根付いてしまっているんだと思う。
色が黒いとか黄色いとか、その人がその人であることで誰にも迷惑をかけたりしてない一方的に攻撃するというのは迫害だ。
初めはことの成り行きを淡々と観ているのだけど、後半、だんだん辛くなる…
傲慢なサディストの白人男がめちゃくちゃ憎たらしい
ブラッド・ピットが急に出てきてびっくり
そして監督がスティーブ・マックイーンでまたびっくり
スティーブ・マックイーンって監督もやってたんだ〜。
セレブが差別について発信するというのは影響力があると思う。
そういう作品たくさんあるのになくならないのは何でだろう。
いじめもなくならないのは、こういう作品観ても心に響かない人がいるのか、観てない人がいじめるのか…今の「Black lives matter」に通ずる映画だったので、色々考えさせられた