アマです弦楽四重奏団は、毎年、演奏の枠を全曲演奏で構成します。
それがけっこう難儀らしい。演奏可能な曲と、時間の枠、など考慮することがたくさんあるらしいのです。

今年は、不協和音。仲悪いんですか?
いえ、モーツァルトの当時、不協和音を使うことは滅多にありませんでした。現在では、その使い方が洗練されて、私たちの身近な音楽でも上手に使われています。
冒頭のいくらかの部分が少しそんな感じがするだけです、全体に工夫された曲に仕上がっています。
アマデウスの先見性が現れた曲ですね。
宇奈月カルテットも演奏曲に入れていました。
今日は、濁流の黒部川を背景に不協和音です。

演奏はこの日までの積み重ねがよく反映したものでした。