モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

カラビニエリの間

2013年09月05日 | ザルツブルクの風

アマデウナヅキンです。
レジデンツの最初の部屋は、カラビニエリ(警護兵)の間です。
レジデンツの中で一番大きなこの広間は、レジデンツの南翼2階と3階部分を占め、長さ約50メートル、幅12メートル、高さ12メートル、広さは580平方メートル(175坪)あり、約400人収容できるそうです。小学校の体育館を細長くしたくらいの大きさですね。

別角度で。

皇居警察とか、官邸、国会まわりの警察官を思い起こしますが、聖職者から構成されていたと思いますので、どんな感じだったんだろう。
1600年に完成した、宮殿内でもっとも古くからある部分だそうで、ホーエンシュタイン大司教の指揮で1665年に天井を嵩上げし拡張され、今の大きさになったそうです。
1689年に壁と天井にスタッコ(漆喰装飾)と大きな天井画が加えられました。現在は、演奏会や各種レセプションの開催会場として利用されています。
日本には蔵造りに鏝絵(こてえ)という漆喰の装飾がありますが、ヨーロッパでも同じなんですね。アールデコが日本の蒔絵の影響とか聞いたことがあるので、もしかしたら何かのつながりがあるかもしれません。


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