アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

ミニカでした

2017年03月03日 09時52分58秒 | Weblog
ライフを車検に出そうと、いつもの車屋さんに来てもらうと……ライフのあまりのボロさに……ライフを買ったのもその修理屋さんなのだが……十万円で買い替えませんか。
という、有り難い(理由は後述します)お言葉。

その修理屋さんに見に行ってみると、代車としてつかっていたミニカトッポBJでした……それも平成11年式なので、一番最初の型……
車屋さんがミニカ、と言ったから、あの小さい――地方で営業車なんかに今でも使われていたりするアレ――のだと思ったら、意外や意外トールワゴンだった。

トッポ自体は良く知らないけれど、少なくともラジオが故障中、燃費最悪【リッター十キロちょいくらい11~12位?)の走らないライフよりはマシ、だろうと十万円なら――どのみち車検でライフに五万円必要だったし――お値打ちだと……買うことに決めました。

決めてから、ネットで色々調べると……うーん、うーん、絶賛不人気車で、あの三菱製……リコール隠しやら燃費偽装やら……はたして十万円は相場なのかな、という感じ……でも高いとは思わなかったな。本体5万円に納車整備と若干の儲けを付け加えたら、もう少し出るかな……という印象です。

三菱がトッポBJを出して最初のモデルらしい……BJZかBJMというやつか? これといった目玉のセールスポイントもないし、特徴なんて無駄に背が高い、ってことだけ。ノンターボ、オートマ、FF……面白さの欠片もない、っていう、よく言えば優等生っぽい車です。

でも走行距離は6万7千キロくらい――まさかメーターが一回りして百万キロ越え、というのは考えられないので、正確な数字でしょう。
おまけに禁煙車だったらしく、綺麗で調子も良い……感じ。前オーナーさんは丁寧に乗っていた印象です。

実際、昨日今日と用足しに乗ってみた印象では、スペックより早く感じる。そりゃマニュアル、ターボの軽や、普通車と比較したら、早くはないと思うけれど……

今までが激遅のライフだったので――ライフ全部が遅いということではなく、たまたま乗っていたタマがそういうヤツだった、ということ――もうね、普通に走るって素晴らしい! っていう印象なんですよ。
ライフと同じ感覚で乗ってると、スピードメーターを見て、アレ? ってなるくらいの速さはあります。

長い上り坂なんかだと、ライフはある程度覚悟を決めて、なるべく途中で速度を落とさないように気を付けて挑まないと……途中で速度が落ちちゃうと、再加速しても速度が乗るまで後ろの車が気になる……後ろが渋滞してるんじゃなかろうかと……ところがトッポはそんな気遣いは無用で、上り坂の再加速でもちゃんと加速する。もう後ろは気にしない。

断酒の自助会に行くようになって、年に2~3回、人を乗せることもあるのですが、駅まで送っていくだけで、後ろに乗った人に、正直すまんかったな。と感じるくらい狭いし。

普段ライフで40~50キロ位で流している道を、同じ感覚で加速すると、70キロ位出ていて……これは若干アイポイントが上がったせいなのか? それともトッポの視界が広くてスピード感覚が攫みにくいだけなのか。

でもなにより嬉しいのは、ちゃんとしたラジオが付いていること。おまけにスピーカーも4つ付いている。

ネット上の評判通り、乗りやすい、小回りがきく(これは車体から感じる印象以上に回る感じ)私のような普段使いが中心だと、案外ベストな選択なのかもしれません。

ただネット上で色々言われていることで、実際に気になったのは……後ろのガラスハッチが壊れている車が多い……これ、買ったその日に経験しました。

ふーん、これが「あの」ガラスハッチか……と数回開け閉めしたところ……ハッチが開かなくなった……ハッチがロックされてないと、後ろのドアも開かないんですよ……
で、少し様子を見て修理屋さんに持ち込もうと思っていたのですが……今朝、ふとハッチを開けてみたら、開くではないですか……で、今度はハッチをちゃんと閉めて、後ろのドアが開くことを確認して
……「もう二度とガラスハッチは触らない」と心に決めました。
その後のモデルチェンジでハッチが消えたところを見ると、やっぱりトラブルが多かったのかな……そもそもドアがあるんだから、よほどガレージが狭い、とかいう事情が無い限り、中途半端なハッチは必要ないし……

お天気が悪いので写真は後日、この写真はたまたまネットで拾った後ろハッチの画像。このハッチいらないでしょ。
とりあえず、ラジオはクリアに聞こえるし、走りも軽快だし――なんと、3気筒12バルブだ――しばらくはご機嫌で過ごせそうです。
燃費は……どうなんだろう?……