年越し派遣村

総務政務官が「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」っていう発言をして、すぐに撤回しましたね。

この発言って、今の政治家の考え方を、よく著しているなあ、って感心してしまいました。

ようするに、利権の上にあぐらをかいて、タダ飯喰らっているから、他人も同じに見えちゃう、ってことでしょ。
責任を問われても、辞任する気がない、っていうのが、何よりの証拠ですな。

それにしても、年末には悲惨なことになるのが分かっていたのに、対策は後手後手ですね。
一度に数千人規模で、職と住む場所を失ってしまう、これは、ちょっとした災害ですよ。

だけど、この派遣村だって、ボランティアでしょ。
それとも、地震などとは違って、憲法で補償された「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」っていう生存権は、適応されないのでしょうか。

災害なら、とりあえずの食事とか、住む場所とかは提供されますよね。
仮設住宅で、半年や一年は、面倒見ますよね。
それは出来ないんだ……

ああそうか、住所が無ければ、投票も出来ないから、その方が都合が良い、ってことですか。