白鵬３５連勝

賭博問題で、テレビ中継が中止になった大相撲ですが、白鵬が朝青龍に並ぶ３５連勝だそうです。
見ない間に千代の富士の記録まで超えちゃったら、どうする？
ま、ダイジェストで見られるから、良いか。

子供の頃、素朴に疑問に思っていたこと――何で相撲が国技なの？　誰が決めたんだ？――だって、日本独自のスポーツなら、柔道でも剣道でも、空手でも……空手は沖縄の武術だっけ……合気道でも良いじゃん、と思っていた。

でもこの歳になって、ちょっとだけ分かることもあります。あれは一種の神事なんだって。
だから日本独自の国教である神道のからみもあって、多分、その頃はもの凄く人気のあったスポーツだったんでしょう。
日本人って、何故だか格闘技好きですよね。

NHKのダイジェスト見ましたけれど、案外あれでも良いんじゃないか、って思いました。相撲ファンには怒られるかも……
ま、それにしても、本当の相撲を見たことがない子供が多いのも事実ですよね。
本場所の席が空いているのなら、足長育英会とかの奨学金とか生活保護をもらっている
家庭の子供達を招待するとかすればいいのに。
教えてあげればいい、土俵には金が埋まっているって。
時々死んじゃうこと、もあるけれど、お腹いっぱいご飯が食べられるって、っていうか嫌でも無理矢理喰わされる……これは言わない方がいいかな……

私の場合は、大人になるまで相撲をテレビ以外で見たことが無かった。
初めて見たのは、バイク便の仕事で、テレビ朝日の「大相撲ダイジェスト」のフイルム（まだあの頃は大相撲映画部、だっけ？が映画用のフィルムカメラで撮影して、テレビ朝日の現像部で現像していました）を運ぶ仕事で、国技館に行ったときです。

不思議だったのは、女子高生が何十人も、束になって、風呂場を覗いていたこと。
へぇー相撲取りって、もてるんだ……子供の頃にあれを知っていたら、私も相撲取りになりたいと思ったかもしれません。
――というエロオヤジの回想でした。