アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

台風だ

2013年09月14日 23時45分28秒 | Weblog
明日、か明後日あたり、台風さんがおいでになるようですね。
明日、東京に出かける用事があるんですけれど、雨の予報を見る限り、やめといた方が良いのかもしれない、なんて思っております。
大雨で新幹線止まりませんように。
もうどうせ酒は飲まないんだから、サクッと行ってサクッと帰ってくる、これしかないでしょう。
今日は暑かったけれど、さすがに朝夕はめっきりと涼しくなったし、もう雨はいらない。ジトジト降るのならいいけれど、ゲリラ豪雨は御免です。
あ、イプシロンロケットはちゃんと飛んだようですね。昼寝をしていて中継は見過ごしちゃった。
いやあ、お見事でした。次が来年だか再来年だかしらないけれど、今度は予定通り打ち上がるよう願っております。
明日からは関東も大雨だそうです。福島じゃ汚染水プラス雨(当然地下水も溢れる)ちゃんと想定してあるんでしょうね。「完全」に「コントロールされている」んだそうだから。
それとも、また「想定外」って言えば済むと思っているのでしょうか。

みぞう

2013年09月13日 00時36分51秒 | Weblog
先日、書いた「燃える男」の主人公クリーシィの物語は続編へと続いている。
ただし、酒を止めたはずのクリーシィは朝から晩まで飲み続けるキャラとして書かれている。それでも、作戦――殺しだね――の48時間前からは飲まないように書かれている。
たぶん、作者のクィネルさんもアル中なんだろうなぁ。って感じで読んでいます。
続編の「パーフェクトキル」「ブルーリング」えーっとそれから何だっけ? あと2冊くらいあったと思うんだけど……気になる人はググッてね。
ま、懲りないキャラはクリーシィさんだけじゃなくって、現実の世界にも大勢いらっしゃる。
アベッチの無責任発言は早速フランスの新聞に漫画でコケにされていましたね。
何だか、怒っている人もいるようですが、漫画ですよ。政治家がコケにされるのは、世の常、怒るのは筋違い。早速突っ込まれるような発言をした方が悪いとは思わないかね。
不起訴になった東電幹部の皆様は、すっかり天下り先に納まって、天下泰平ですな。
それにしても、東電幹部の方々を受け入れた企業の皆様には恐れ入ります。だって仕事出来ないでしょ。あの人達。よっぽど儲かってお金が余っているんですね。
そういった企業の偉い人が、仕事が見つからない就職浪人の学生に刺されるんじゃないかと案じております――期待しているわけじゃありませんからね。

ホントに日本って平和だなぁ。あれだけの大惨事を引き起こして、誰も責任取らないんだもん。挙句に、たまたまあの時総理だった、ってだけで、管が悪い。って何故だか分からないけれど言い切っている人がいるんだもんなぁ。
私は月に一回東京に行くけれど、江戸前の寿司は食べたくない。それをいうなら、当分太平洋の魚は食べたくない。
――風評被害? ふーん、それって喰えるの? あ?オレが全部悪いって言うのか? まあ、遠慮しないでいいから、あんた食いなさい。美味しい江戸前の寿司ですよ。今なら喰っても安全、ってアベッチもおっしゃっているんだから。

何が納得できないって、事故の前は、原発は絶対安全。って言ってたんですよ。
絶対……ただし未曾有の自然災害を除く。って正確に言わないと。
絶対……ただし、事故が起きたときの対処法は、未確定で「想定外」という想定もあります。って言っとかないと。
地下水脈、っていうのも、想定外だったでしょ。それにしても、今ある原発の地下水脈は誰も気にしませんね。どうでもいいのかな。今動いてる所だけでも、気にしたほうがよくね?

予知されている地震だけなら、南海トラフでも、東京直下でも、想定してあるんだろうけれど、想定外のやつが来ちゃった時は……そういうのを未曾有っていうんじゃなかったっけ? ま、何が起きても誰が責任取るわけじゃなし、どうでもいいんだけどね。
ところで「絶対」ってどういう意味ですか?

おおぶろしき

2013年09月11日 01時55分00秒 | Weblog
はい、もちろんアベッチのことです。
彼が近年まれに見る、ツイてる男だということは認めましょう。まあ、今のうちは勝ち馬に乗っておいたほうが良いのかもしれません――私は乗ってないけれど。
それにしても五輪招致のあのスピーチはどうなのよ、って思っています。
状況は完全にコントロールされている? そうなんですか? ホントに?
ああいうのは、記録に残って、後々突っ込まれますよ。まあ、慣れてるか、どうせまた、ヤバくなったら辞めちゃえばいいんだもんね。
それにしても東電幹部全員不起訴。っていうのもどうなのよ。っていうか、誰が責任取るの? 株主? あ、利用者(関東の一般市民)ですね。そうだった、それがいつもの結論だったよね――ついうっかり、忘れてた。
私が利用している中部電力はとりあえず、社員の給料を下げたらしい。ここは何としても浜岡の再稼動が欲しいところでしょうね。
この夏は老朽化した火力を定期点検もほったらかしてフル稼動してかろうじて乗り切ったとか、そのくせ三島だか清水だか、静岡のどこかに、新しく火力発電所を作って、関東の大口利用者に売電するらしい、余裕ですね、浜岡再稼動は無くても行けるんじゃ?

こうなってくると――電気が足りない、電気が止まると経済が……という魔法の呪文もサリーちゃんが「テクマクマヤコン」って言っているのと同じ程度に聞こえてくるから、あら不思議。
そりゃ、電気が止まって電車も動かなくなっちゃったら、困る人は多いだろうね。
でもさ、電気が止まって、日本の経済に影響するくらいの大企業は、自前の発電施設を持っているんじゃ? だって、この夏は売電で結構利益を上げたってお話ですよ。
ホントに電気が止まって困るのは、病院の患者とか――案外、病院は電力会社から保証金をもらって、喜んじゃったりして――それくらいしか思いつかない。

原発が動かないと経済が……というのも、電力会社の帳簿上の――というか、その帳簿を付ける法律――の問題じゃないのかね。
ホントにやばかったら、計画停電してるでしょ。というか、そもそも原発は不経済だし。
それでホントに困るのは、電力会社の株を大量にお持ちになっている人だけ。

北朝鮮じゃ発電機を中国で買ってきて備えるのが、お金持ちの常識、だとか。
この夏の暑さで、半日、計画停電されたら、やっぱり困るよな。オイラでも扇風機動かすくらいの発電機は欲しいと思うかも。
オリンピックはどうだか知らないけれど、計画停電するくらい電気が足りなくなったら、ソーラー関連は買いかもしれませんね――でもそうなったら、容赦なくサクサクと再稼動が進みそう……っていうか、オリンピックの時に電気足りるのかね? 皆が家でエアコン点けてテレビ見るんですよ。ま、7年後、ということは私は死んでる? どうでもいいか。

うーん、ますます原発は不経済、というより、非経済。って気がしてきた。

どんより

2013年09月09日 01時15分10秒 | Weblog
朝起きて表を見ると、天気予報の通り、どんよりして今にも雨が降りそうな感じ。
二度寝して昼ごろ起きるけれど、状況は変わらず……かといって家で燻っていたからといって状況が変わるわけじゃ無し、覚悟を決めてお散歩に出かけました――傘を抱えて。
子一時間ほどご近所をフラフラと徘徊していると、いつの間にやら西の空が晴れてきた。
残念、傘の出番はありませんでした。
一旦家に戻って、カブで出かけようとした時にはまたどんよりとした空模様。何なんだ、この天気は。
結局、家で読書の一日となりました。挙句に雨は降らなかったし……
アメリカがシリアを攻撃するのかどうか、どうでもいいけれど、アベッチは賛成なんだ。
アッソウさんはどうなのかな? だってさ、大量破壊兵器が攻撃の言い訳になるのなら、アッソウさんが核武装しちゃったら、中国や北朝鮮や韓国やロシアに、日本を攻撃する口実を差し上げてしまうことになりませんか。
ま、攻撃は避けたとしても、経済封鎖なんかされちゃった日には、食料の多くを輸入に頼っている日本人は、餓死、ですな。
あ、自民党の皆様は平気か、こういう日がくると知っていて、大金を海外に溜め込んでいるんでしょうからね。
憲法解釈を変えてでも戦争がしたい、というのはミスデレクション。マジックのネタですね。本当にやりたいのは、言論統制、と、ここまでは分かるんだけど、それから先が分からない。
いったいアベッチは何がしたいの?

アル中文学

2013年09月07日 01時27分31秒 | ミステリー
そもそも、そのような物が有るのかどうかはさておき、アル中が主人公のお話は、海外物のミステリー・サスペンスには、よく出てくる。
映画でも勝新が主人公を演じた「酔いどれ医者」――だっけか? ――みたいのがあるし、
でもその中で私が胸を張ってお奨めしたいのは「燃える男」A.J.クィネル著 集英社文庫
映画化されているけれど、映画は糞なので見ないほうがいい。ここからはちょっとネタバレありのあらすじ。

主人公のクリーシィは、外人部隊で勇名を馳せた傭兵。歳をとり、アル中となっていたクリーシィは昔の友人の紹介でイタリアで富豪の娘のボディガードと言う仕事に付いた。
平穏な暮らしをしていたある日、娘が誘拐され惨殺された。
犯人に撃たれ重傷を負ったクリーシィは友人の家(マルタ島だっけ)で、傷を治し、もう一度戦えるようトレーニングして、復讐に立ち上がる。この誘拐で1リラでも手に入れた人間は全て殺す。と宣言して、イタリアのマフィアと一人で全面戦争を始めるのだ。
最終目標はボスのなかのボス、カンタレッラ。

このお話は二部構成になっていて、前半は娘が誘拐されるまで、後半は誘拐の後、復讐に立ち上がりそれを遂げるまで、となっているのだが、前半、無口で無愛想なクリーシィに娘が色々と話しかけ、徐々に仲良くなっていくシーンは良い。その娘のために、アルコールをやめて、トレーニングを再開するクリーシィ、が運命はクリーシィの復調を待ってはくれなかった。
――ここは完全にネタバレ――誘拐の実行犯はボディガードは老いぼれの役立たずだと聞いていたので、銃を空に一発撃って脅すだけでいいと思っていたのだが、クリーシィは犯人の一人を射殺し、もう一人に撃たれる。
そして後半は、クリーシィの交友関係を上手く使った、武器の入手とか――バズーカ砲に手榴弾、イングラム、パラシュート等等。
淡々と復讐は続いていきやがて……
お奨めの一冊です。しつこいようだけど映画は糞なので見ない方が良いです。

飲酒のきっかけ

2013年09月03日 01時27分43秒 | Weblog
断酒系のブログを見ていると、皆さん断酒会のように色々語っていらっしゃるので、私もちょっと飲酒について語ってみようかな。

そもそも、父親がアル中だったので、自分はああいう風にはならないと決めてかかっていた。
それでもアルコールに蝕まれたのは……

きっかけはバイクの事故だった。二十歳の時、土砂降りの雨の中、3斜線の道路の一番右の車線を走っていた。
そこへ一番左の車線から、ユーターンをしようとした車にぶつかってしまったのだ。
頭を打ち、意識不明で病院へ。
意識が戻ったのは翌日だった。問題はその夜起きた。今にして思えば外傷性くも膜下出血だったのだと思うけれど、激しい頭痛でまったく眠れなかった。
それから入院中は、恐ろしく強力な鎮痛剤でラリったまますごすことになる。
確か二週間ほどで退院したと記憶しているけれど、帰宅後、何度も夜中に激しい頭痛で眠れなくなることを繰り返した。
今にして思えば、目から火箸を突っ込まれる頭痛は、緑内障の症状だったのかとも思うのだが――五十の直前、たまたまコンタクトを作ろうと眼科に行って自分が緑内障であることが判明――その当時はよく分からず、何度も夜中に、救急車を呼ぶべきか、迷ったのを覚えている。夜中に頭痛で七転八倒しながら、このまま脳出血で死ぬのかな、なんて思っていた。
少しでも眠るために飲み始めたのはその頃だった。
思えば、初めから酔うためにウィスキーのような強い酒ばっかり飲んでいた。
ビールやワインが美味しいと思うようになるのは、もっと後、すっかりアル中になってからのことだった。
考えてみれば、一度もお酒が美味しいとか、お酒を飲む雰囲気が楽しい、なんて思ったことは無かったんじゃないか、と思う。
まず、スナックの類が大嫌い。いずれ書くと思うけれど、事情があって、食い物の無い飲み屋は嫌いだった。だから飲みに行くのはもっぱら居酒屋となる。
そもそも、眠るため、夜中に突然襲ってくる激痛から逃れるための、麻酔としてのアルコールを入れるのが目的だから、外で飲むよりも家で、一人で飲むほうが気楽で良かった。ビールが美味しいと思ったのは、札幌でクラシックを飲んだ時、食い物も美味しかったし、空気に合ってたんだね。ワインもしかり、食い物次第。ダイビングで行った沖縄で飲んだオリオンも美味しかった、東京で見つけて飲んでみたけど、やっぱり空気が違うと美味しくないもんですね。
飲み会でも、もっぱら人の世話に追われて、ゆっくり飲むのは家に戻ってから、そんなアルコール人生だった。

ま、そんなこんなで、今はアルコールから離れて、ほっとしています。
飲み会にも参加しているけれど、オレは飲まないよ、で通じちゃう。人が飲んでいるのを見て、辛いとは思わない。むしろ面白いと思っている。誰にも遠慮することなく、自分の食べたいものを勝手に注文して、一人でのうのうと食っているのは、思いの外面白い。
いやあ、昔は酔っ払いが嫌いだったけれど、今はそんな酔っ払いを観察して楽しんでおります。
――人が悪い? うん、そうかもしれません。多分それが私の本性なのでしょうね。