*明日の花*

一期一会の風の中 出合った花 奇跡の花・・明日への花を咲かせましょう

父に会いに・・

2013-05-27 | 日常
母ばかり、いつも一緒にでかける・・・
五日前あったばかりで なんとなく父の様子が悪そうでした。


父は癌の後遺症のため、激しいめまいが時々変わり目に強く出てしまう・・・
先週から食欲もないようで 母の声にも疲れが見えて、電話を切ってから家に行ってみました。

買っていった 三日分の食料やゼリーや果物を冷蔵庫に入れていたら
中が空かすかです。。。。母も疲れています。。

こんなときはヘルパーさんをお願いしたらいいのに。。。。
要介護1はあまり役に立っていなかったのですね。。。

片づけてから 些細もない会話で母と談笑しているのを 向こうの部屋から 時々笑う声がきこえてくる・・・
しばらくして 戸が開いて、
テーブルの席に着いて 黙って少し飲み物を飲んだ。

ひ孫の写真や孫である息子の話、お嫁さんの話など、、、話にも混じりだして
昔話を交えながら、、泣き笑いしつつ、、こんどは作ったおうどんを半分食べた。。


また部屋に戻りひと眠りしている。。



父親とは子どもの頃の、厳しく、煩いイメージが心底に深く残り
年に一度くらいしか家に行きません。。

他の妹達も、冠婚葬祭で会う以外は家に行かず 外で母と会うことが多いのです。。不思議ですよね
そんな場所でも 過去の栄光を話し出すと ピカピカ光った顔になり
眼光鋭く、声も大きくなって そのうち演説になってしまう。。。

家族は皆、こんな父に接点がなく完全に打ち解けてないのが本心です。

でも今の 父の 病への不安や淋しさは 
深海の暗闇の様なこわく 淋しいものなのかもしれないと感じました。


夕飯の用意をして 帰り際に きてくれてありがと、、、っと後ろ向きで言ったのが ストレートに聞こえてきました。

あの頃の張り詰めてるような険しい顔は 別人の様な渇いた顔にやつれた眼です。


父のためにもっと、家に行ってあげようと思う、、、、
それと妹たちにも今日の話をして
できる範囲で、顔を見せてと伝えないと。。。。

怪訝な顔をされるでしょうが・・・それも覚悟で。