父の声と紅葉

足が向かないキモチのまま　電車に乗りました。

ようやく認定調査もおわり　暫定でケアマネさんとも日々話しながら介護プランを立てています。

それなのに　母から電話で　
”ヘルパーは要らない、もう大丈夫だ”と父が言っている。
電話で何回も
もう自分達で　なんとかできる。。。。そう言い張る父の言葉が頭の中で」うずをまいていて
乗換駅で　珈琲を飲んで思い返しながらもやはり虚しさだけがつのりました。
また　救急車騒ぎになったら　もう行かない！！とさえ思っていて・・・。


途中で実家に買い物がないか、、電話したら一番下の妹がきていて
買い物してくれたといい　ホッとしてきました。
家のドアを開けると　テーブルには　妹と父がそばにいて
優しい口調で話し　それに対して普通よりも上機嫌で答えている父・・・・

思わず私は　それが釈に障ってしまい
”ヘルパーさんが要らないなんてなぜいうの・・・・？”
と　声を荒げてしまいました。。



雨が降ってきたと、、、妹が三時には帰り




私と父が向かい合わせ。　テーブルで沢山の書類にサインしていました。
利用者欄には　父の住所指名を
代理人　には　私の署名捺印。。。

訪問看護やデイサービスなどの契約書や個人情報、
何十枚署名捺印しただろうか。。。


下を向いたままで　ここか？　どこだ？と　顔をあげたときに

二人の年金や介護保険の範囲内で　プランを作成してもらっているのだから
それで少し生活してみてほしいと　さりげなく話しました。

父は黙って　私の押した印鑑の上を　紙でおしていました・・・。




帰宅すると　母からメールがあり
気にする事を言って父は反省しているとありました。



前にも同じようなことが　あったのですが。。。
老いていくわが身を認めることが　許せないのかもしれない・・・・
そんなことはわかっている。。。
わかってるつもりだけど・・・・・。














紅葉も泣いているように見えました。。