ムラサキシキブをちょっとこぢんまりとした愛らしい姿から「コムラサキ」
ムラサキシキブとは別種らしいですが、どちらも秋の山野に
どこか雅な彩りを添えてくれます
ムラサキシキブの葉縁が全体的に鋸葉なのにくらべ
コムラサキの葉は、葉の先端から半分くらいまでが鋸状で
残りの半分は滑らかになってる違いから見分けられそうです
藤や朝顔の紫色ももちろん綺麗なのですが
空気が澄みはじめ、枯れ野が徐々に進みつつあるこの時期
ぽつぽつぽつっと顔を覗かせるこの紫の小粒たちは
他の季節には代えがたい趣を感じさせてくれます