♪マグカップ日和

  
桧原運動公園付近の

お散歩日記です。。

エゴノキ

2018-08-29 10:10:12 | 植物

 

エゴノキの実が秋へ向け熟すのを前に青々と実っています

実には少し毒があり、口にすると「えぐい」ことからこの名になったとも言われてますね

 

実のまわりに生い茂る葉は、オトシブミ科の昆虫が揺りかごを作ることでも知られています

葉の中ほどにぽつんと卵を産み付け、その葉をくるくるくるっと器用に巻き付けます

この円筒状に巻かれた葉の様子を巻文に見立て、

それがぽとぽとと木の下に落ちている様を見て「落とし文」

 

孵化した幼虫は巻かれた葉を食べながらその中で蛹となり

蛹から羽化したあとも体が固まるまでしばらく葉の中で過ごし

やがて成虫となり旅立っていきます

 

ひとつの昆虫を指して「オトシブミ」というネーミング

先人の植物や昆虫に対する観察眼、またその感性に感服します

 



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