「さくたのうなで」と読みます
日本書紀にその記述が残る国内最古の水路です
昨日、娘のリクエストでこの町にある温泉施設へ行った際
以前話しには聞いたことがあるこの水路へ立ち寄ってみました
去年「町」から「市」になったばかりの隣町「那珂川市」
山あいに囲まれたこの町の風情が好きで
車の免許を取ったころから数十年もの間、度々訪れていますが
こんなところがあったなんて..
水路は近年に整備され、まわりの田園風景も近世のものとは思いますが
遠くに見える山並みはきっと、「日本書紀」が書かれたころ、
それを書き記した人物が見た光景といまも変わらないのでしょう
教科書で習う歴史は、断片的な「過去」でしかありませんが
遠い古から、途切れること無く続く水の流れは
連綿と繋がる「時」を感じさせてくれます
この町のシンボルでもある「山田の大銀杏」が
そろそろ色づき始める頃です