『すずめの戸締まり』(監督・脚本:新海誠 2022)
前作『天気の子』の方が好き。(でも、あの「椅子」は愛嬌があって、ずっとこのままの姿の方がいいな~なんて思った)『ケイコ 目を澄ませて』(監督・共同脚本:三宅 唱 原案:小笠原恵子「負けないで!」2022)
実在するモデル(聴覚障碍がある女性プロボクサー)があると聞いて、これは観にいきたいと。不自然に見えるシーンはあっても、 . . . 本文を読む
(ぐだぐだモタモタが続きます~)『エンパイア・オブ・ライト』(監督・脚本:サム・メンデス 2022 イギリス=アメリカ)
この映画は好き!(個人的な思いを巡らすことができる空間と、風と、人と映画に対する愛情を感じた)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/57359354.html
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(原 . . . 本文を読む
今年はもうやめようかと思ったのですが、宿題が残ってるみたいで、なんとなく気が晴れなくて… なので、いつも以上に「かる~い気持ち」で書き始めました。(記憶違いも結構ありそうで、ひろ~い心で読んでやって下さるとありがたいです)
『君を想い、バスに乗る』(監督:ギリーズ・マッキノン 2021 イギリス)
主演の俳優さん(ティモシー・スポール)が役柄より20歳以上若い( . . . 本文を読む
なぜか硬い書き方になっちゃった「ひとこと感想」その2。
この映画で、「アブハジア紛争」という言葉を初めて知った。ソ連崩壊後、ジョージアは西部のアブハジア自治共和国と戦闘になり、「同時に起こった内戦と共に、社会は壊滅的な被害を被った」とチラシにある。言葉で説明されても、わたしなどには何が何やら、ヨクワカラナイ。まして映画で見る「現実」は、「現れた人間が敵側かどうか」、それもジョージア兵、アブハジア . . . 本文を読む
ちょっと長くなった「ひとこと感想」その1。
ジョージア映画2本立てで、『みかんの丘』の前に観たのが良かったと後から思った。この映画はセリフが少なく、「ただじっと見つめていると、少しずつ事情がわかってくる」タイプの作品。(わたしはこういう映画も好きなので、興味を持って観ていたけれど、退屈だと思う人も多いかもしれない)紛争の起きている2国の境界にある川の中州(流れと共に形を変える)に、おじいさんと孫 . . . 本文を読む
例によって、映画と関係のないコトを長々と書いた「なぐりがき」です。そこから助走を始めないと、映画の内容までたどりつけない自分。(書き始めの時点で、すでに息切れしてる?)それでもせっかく書いたので、こちらにも載せます。
枯れ木も山の賑わい……ということでおひまな時にのぞいて頂けたら、やっぱり(とても)嬉しいです(^^;
『ゴジラ-1.0』(監督・脚本・ . . . 本文を読む
(監督・脚本:三原光尋 2023)
年明け早々から災害だの事件だのが続き、何か「ほのぼの系」の映画観たいな~と「昭和の映画館」へ行ってみたら… 予想とはちょっと違う映画だった。わたしはこの映画にとても励まされた気がした。見る人を本気で励まそうとする力を感じた。なので、そのことだけでも書いておきたい。
日本の政治も経済も、何をどうすればいいのかわからない状態(に見えてしまう)。世の . . . 本文を読む
(監督・共同脚本:ヴィム・ヴェンダース 2023 日本)
2023年の最後に観た映画。
ヴェンダース監督の作品はなんとなく好きで、機会があると観てきたけれど、この映画はこれまでで一番「心地よく」観た気がする。
たぶんそのせいもあって?観終わった後残ったのは、なんだか「贅を凝らした上質のプロモーション・ビデオ」をのんびり見せてもらったような気分だった。(けなしてるのではなく褒めてるつもり)
. . . 本文を読む
今、ニュースでよく目にする「戦争」は、ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエル。「他の戦争」も、チラチラ目に入ることがありますが、どれがどこで、どこで何が、どことどこが… ぜ~んぶアタマの中でごっちゃになって、あっというまに記憶から消えてしまう。
今のわたしのアタマでは、残すことも追い続けることも、たぶん出来ないのです。
映画は家でよく観ます。元気な時はスクリーンでも。でも、も . . . 本文を読む
この記事のタイトルを書いてから既に3か月。そろそろ「気分はもう70歳~」(^^;
いつ頃からだったか、映画や本の感想が書けなくなりました。
「アタマが働かなくて書けない」のだと思っていましたが、「観てもすぐ忘れてしまう」からかもしれない。とにかく、「観るのは楽しい。書くのは億劫」の毎日。
「なぐりがき」もこれが最後になるかもしれませんが、なったらなったでこれまで以上に、心置きなく映画が楽しめ . . . 本文を読む
(原作・脚本・監督:宮崎駿 製作:スタジオジブリ 2023)
正直、感想を書くような気分にならない映画でした。(なのに書いててスミマセン(^^;)
というのも、宮崎監督は元々ああいう、ヨクワカラナイ物語展開を平気でできる人なんだろうし、それをいちいち観客のわたしが、整理したり、つじつまを考えたりしても仕方ない気がして…
別にけなしているわけではなくて(わけがわからないような話は . . . 本文を読む
(映画の感想というよりは、長くて個人的な「思い出話」です。読んで頂ければ幸いですが、スルーなさってもかまいません(^^))
『銀河鉄道の父』(監督:成島出 原作:門井慶喜 2023)
宮沢賢治とその家族、育った家庭を描いたこの映画の終盤、父親は賢治の手帳に書かれた「雨ニモマケズ」を偶然見つける。(死の2年前、この詩の書かれた頃には既に、賢治は遺書も書いてある状態だったらしい)
映画の大部分で . . . 本文を読む
TVの予定表や配信などで、たまたま見かけると「ついもう一度観てしまう」映画があります。
何もしたくないようなときがアブナイというか、そういうときのお助けグッズ? いやもう救いの神??レベル(^^;
うつのクマと一緒に観てても大丈夫なのばっかり。(以下、もう「ひとりごと」ということで)
『容疑者Xの献身』(監督:西谷弘 原作:東野圭吾 2008)
東野圭吾作品の映画化では唯一好き。堤真一 . . . 本文を読む
去年の7月からロクに映画の感想書いてなくて…
今頃こんなとこに出してきました(^^;
でもまあ、コロナの波が落ち着いた記念…ということで。
もうすぐ米アカデミー賞の授賞式です。
『エルヴィス』(監督:バズ・ラーマン 2022 アメリカ) 7月
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/5683 . . . 本文を読む
2022年に観た日本映画は10本。観たくて観にいったのではない(たまたま機会があって時間が合うのを観た)作品が半数くらい(^^; (でも、さほど好みの作品じゃなくても、スクリーンで映画観るのって、やっぱりワクワクしますね)
『ドライブ・マイ・カー』(監督・共同脚本:濱口竜介 原作:村上春樹 2021)
風と空気と赤い車が美しい映像だった…という印象は残っている。
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