『高野豆腐店の春』(監督・脚本:三原光尋 2023)
全力疾走する82歳?を見たのは初めてかも。(『大いなる不在』いつかきっと観るぞ~などなど)
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/cf9089f2341654034dd8e6ec72fddbb5『月』(監督・脚本:石井裕也 原作:辺見庸 2023)
自分は余程腹が立ったんだろな~と思わせる感想が、日記ブログに . . . 本文を読む
『オッペンハイマー』(監督・脚色・共同製作:クリストファー・ノーラン 2023 アメリカ)
家族全員が観た映画… というだけでも、その注目され方がわかるけれど(監督がこの人だから?)、わたしはこの映画のことがあまりよくわかってないのだと思う。何種類かの時間軸が交錯して、ただでさえよく知らない人のことを理解するのをムズカシクしている。マンハッタン計画って、こういうものだったの?とか、 . . . 本文を読む
今回(2024)のオフシアター映画は、わたしには感想が書きにくい(ほんとは書けない?)作品が多かったんだと思いました。なんだか勝手な文句ばっかり言ってるようで、書いていても気分良くなかった。もっとさらっと「ひとこと」だけのメモにすれば良かった… などと、書き終わってからぼやいてます。
(でも考え始めると、書き始めると、ウソ(きれいごと)書いてもしょうがない…と思ってし . . . 本文を読む
昨年オフシアター(自主上映会)で観た映画は、高知県立美術館冬の定期上映会での原一男監督特集が最初でした。
「原一男監督全作品上映」ということでしたが、若い友人の「全部観たい」に釣られて?わたしも結構たくさん観ることに。(別行動だったのになぜか引きずられる自分(^^;)3日間で計21時間以上という、わたしにとっては「大時空旅行」になりました。
『ニッポン国 VS 泉南石綿村』(2017)
ずっ . . . 本文を読む
「なぐりがき映画日記」さえメンドウ?になって
もっと好き勝手に書こうと「シネマおもちゃ箱」を始めました。
どう違うんだと言われても「本人の気分が違う」だけですが(^^;
配信・録画で観た映画が多く
スクリーンで観たものも少数混じってます。
ケナシテル?みたいなのもありますが
ただ、思ったことをそのまま書いてるだけ(あはは)
格調の高い映画はケナシニクイ?のか
あんまり取り上げていま . . . 本文を読む
記事のタイトルを考えようにも、ロクなことが浮かばない。
アタマの中が溶けたアイスになっていた夏。
それでも、「秋」の気配は空にも風にも。
ようやく朝晩涼しくなってきたのも嬉しい。虫の声も聞こえます。
映画の感想は中々書けませんが、日記ブログに書いたメモ?をこちらにも載せます。
枯れ木も山の賑わいで、ちょっとでも見て下さったら嬉しいです。
『名探偵コナン 100万ドルの五 . . . 本文を読む
(監督・原案・共同脚本:ビクトル・エリセ 2023 スペイン)
ただじっと見ているだけで、なぜか心地よい… そんな映画と、わりと相性がいい方です。(内容がちゃんと理解できてるかどうかに、本人はあまり拘りません)
自分がさまざまな予備知識(スペイン内戦前後の歴史とか監督の履歴とか)を欠いているせいで、映画の中で起きていることの意味が、よく分かっていないのだとは思います。主人公の映画 . . . 本文を読む
(監督:荒井晴彦 原作:高井有一 2015 詩:茨木のり子)
この映画の作り手が何を表現したかったのか、わたしは映画の最後の最後で、わからなくなりました。(この映画についてメモしておきたいのはそこなので、唐突な書き出しになりました)
映画のラスト、茨木のり子の有名な詩「わたしが一番きれいだったとき」が流れます。(読んでいる声は里子のものです)
けれど、主人公里子の最後のセリフは「わたしの戦争 . . . 本文を読む
(監督・共同脚本:セドリック・クラピッシュ 2022 フランス=ベルギー 原題 "En corps" )
「とても美しいダンス映画」… ひとことで言うと、わたしにとってはそういう記憶が残った作品だった。
映画の冒頭、「ラ・バヤデール」(最近読んだバレエ漫画「テレプシコーラ」で覚えた名前~(^^;)のステージで踊る主人公を観ることができる。クラシック・バレエの名作で、白 . . . 本文を読む
(監督:ユホ・クオスマネン 2021 フィンランド=ロシア=エストニア=ドイツ)
前回の記事で「観た後、気分が沈んで…」「後味が悪い」映画のことを書いたので、今回は「後味が良かった」映画のことを少し。
以前自主上映のチラシを貰ったことがあって、ざっと眺めたところ、なあんとなく「メンドクサそう」な映画に見えたのだけれど…
あちこちで好評だった(カンヌではグランプ . . . 本文を読む
(監督・脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ 2022 ベルギー=フランス)
この監督さんたちの作る映画は、フィクションなのに、いつもドキュメンタリーを観ているような気持になる。
この作品もベルギーでの「難民問題」を扱っているのだけれど、実際にこういう少年と少女が目の前にいるような気になってしまう。映画全体が緊張感のあるシーンの連続なので、見ている方は息つくひまがない。
. . . 本文を読む
イギリスでのシェークスピアの舞台を一度見たくて、舞台劇を映像作品として見せてくれるNTLive(ナショナル・シアター・ライブ)の『ハムレット』(ベネディクト・カンバーバッチ主演)を観にいった。NTLiveを観るのは初めてだった。
実はわたしは、「ハムレット」という戯曲のどこが面白いのかわからない。
日本語訳の文章で読んだときも、誰かのどこかでの舞台(何種類か観てると思う)でも、名作と言われるの . . . 本文を読む
星新一作品を半世紀ぶり(もっとかな)に読みました。
生前、自称「活字中毒」だった父は、書斎の作りつけの本棚にさまざまな本を無造作に並べていて、読める本は持ち出して読んでもいいという、暗黙の了解がありました。
「ようこそ地球さん」とか「マイ国家」といったタイトルを今も覚えています。
当時中学生だった姉が選び出して、自分が読んでから小学生のわたしに回してくれた気がしますが、経緯はオボロ~
覚え . . . 本文を読む
以前映画館で観た『ゴジラー1.0』(監督・脚本:山崎貴 2023)のモノクロ映像版だとか。
カラー版の方を観たときには、全体の色調の美しさと、戦後まもなくという時代設定が、自分のアタマの中でうまくかみ合わない気がして、でも「今の時代に作るとこうなるのは当たり前」と、自分の感覚の方を修正しながら、それでもドキドキ楽しんで観た。
作り物である「ゴジラ」の凄さと、戦争の傷を抱えて生きる人たちの人間模 . . . 本文を読む
寒かったり、急に暑くなったり。近所の花たちも戸惑ってるような春。
地球のあちこちで戦争が続いていて、ガザでは虐殺・こどもたちの餓死…
何が何だか、わかろうとする努力もやめてしまいそうな自分。
そんな中でも映画観て遊んでいます。
ショーモナイ自分用のメモですが、少しだけでも、見て頂けたら嬉しいです。
(1日に2本観た分は、まとめてひとつの記事になってます)
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