murota 雑記ブログ

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古代朝鮮の歴史と日本への影響が興味深い。

2016年05月05日 | 歴史メモ
 古朝鮮を建国した檀君(タングン)に関する記録は「三国遺事」に書かれている。壇君の神話の内容を簡略にいえば、天の国に住んでいた桓因(ファニン)の息子の桓雄(ファヌン)は天の下の人間の世を気にしていた、父が息子の気持ちを察して下界をながめて見ると、人間の世を作っても良さそうな気がしたので、桓雄(ファヌン)に天の息子の証”天賦印”を与えて下におりて治めることを許した。父の許可を得た桓雄は3000人の配下を連れて太白山(テベク山)の神壇樹に降りてきた、そこが神市。しかし、古朝鮮の第一代の王は桓雄ではなく壇君である。桓雄が世を治めているとき、毎日人間になりたいと心からお祈りをしている虎と熊が同じ洞窟に住んでいた。毎日、お祈りをする虎と熊を見て、二匹の動物にひとにぎりのヨモギとにんにく20個を渡し、桓雄は「それを食べて100日間太陽の光を避ければ人間になれる」と告げた。虎は我慢できずに飛び出してしまう。熊は言いつけを守りきれいな女性に変わる。女になった熊は、毎日、神壇樹の下で、子どもを生めるようにして下さいと祈り続ける。そこで、桓雄は男に変身してその熊女(ウンニョ)と結婚し、子どもが生まれる、その子が檀君だという話になる。 . . . 本文を読む