murota 雑記ブログ

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キリストとイスラム、その意外な由来。

2019年11月21日 | 通常メモ
 キリスト教の教祖イエスは、自分のことをユダヤ教徒と認識していた。しかし、厳格な律法を掲げ、律法を守る人間だけが救済されるというユダヤ教の教えに対して、イエスは異を唱え始めた。さらにイエスは、罪人も神に救済されるとも言い出した。ユダヤ教からすれば、イエスは明らかに異端となる。そのため、彼は謀反の罪でユダヤ教の幹部にとらえられ、その地を支配していたローマの総督によって十字架刑に処されたのだ。キリスト教の誕生は、ローマの歴史と重なっている。キリスト教が成立するのはローマ史の折り返し地点だった。また、イエスが名前で、キリストが名字と思われているようだが、それは違う。イエスというのは太郎とか一郎というように、当時のパレスチナにいた普通の男の名前であり、キリストは「油を注がれた者」という意味だ。ユダヤでは王が戴冠する時に油を注ぐ習慣があった。王は救世主というのがユダヤ教の伝統的な考え方だった。 . . . 本文を読む