控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

べっぷ地獄めぐり③ 鬼山地獄 

2016-12-23 11:53:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
別府地獄組合に加入している7ヶ所の地獄をめぐる「べっぷ地獄めぐり」

血の池地獄、龍巻地獄を先にめぐり、残り5ヶ所の地獄が集中する 鉄輪温泉 の温泉街へ!

まずは 白池地獄を訪れ、次は 鬼山地獄

地獄と鬼は、切っても切れない関係だからね。
ついに が登場です。

湯気がモクモク!
予想外の 地獄っぽさ に、ちと感動。

ところで、奥にある施設は 一体何!?

中を覗いてみると、そこにいたのは ワニ


動物園のような施設だが、飼育されているのは ワニ ばかり。

大正12年に、温泉を利用して 熱帯の生き物である ワニの飼育を始めたらしい。

「温泉熱を利用して 飼育している」
という点で、これも 温泉と関係のある施設という事みたいです。

白池地獄では熱帯魚。

鬼山地獄ではワニ。

いつの間にか 鬼山ワニ地獄 になってるし。
ここの地獄の主役は、完全に ワニ である。


案内によると、水曜(10:00)と、土日(10:00、14:00)には、ワニの エサやり (鶏肉と馬肉)が行われるらしい。

エサやりが始まると、いっせいにワニがエサに群がり、その光景が迫力満点だとか。

今日は水曜だから、約6時間前に エサ
やり してたやんけ!

見たかったなぁ・・・


生では見れなかったが、パンフによると、こんな感じになるようだ。

ワニワニパニック!

まさに、ワニ地獄

ちなみに、ワニの飼育を始めた2年後、大正14年に生まれたワニ “イチロウ”は、平成8年まで 御存命だったらしい。(享年71歳)

激動の昭和を生き抜いたワニ。

現在は、2代目“イチロウ”(ジロウじゃないんだ) が 観光客をお出迎え。

そんな2代目も、既に おじいちゃんワニ。

鬼山地獄の公式サイトに載っている、2代目イチロウのプロフィールによると・・・

おじいさんなので、めったに動かない。
そのせいで、体にたくさんの藻が生えている。
お客さんに、剥製とか 死んでるとか思われることが多い。

普段 じっとして おとなしい感じがするが、実は 園の中では 1番プライドが高く、少しでも縄張りに入ると、とても怒り、飼育員にも 気を許さず、決して自分から引くことはない。


人間もワニも、年をとると 似たようなもんですね。

ただ、人間の体に 藻は 滅多に生えないがな・・・

エサは、毎週 日曜日に 鶏1羽 との事だ。


すっかり、ワニの話になってしまった、鬼山地獄 いや ワニ地獄 でした。


つづく



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