控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

お酒の席の果ての果てに・・・

2016-09-22 16:35:00 | 番外編
お酒の席の果てに、自宅の鍵を紛失してしまい、帰宅する術がない。

我が家は、管理人が常駐しているようなマンションではないので、こういう時は、東京都板橋区にある家賃の振込先でもある不動産屋に対応してもらう事になる。
 
だが、時刻は既に23時を過ぎ、今すぐの対応は不可能。
少なくとも、今夜は自宅に入る事ができないようだ。

不幸中の幸いなのが、明日も仕事が休みという事。

逆に、そうでなかったら、大変な事になっていた。
制服はともかく、バスの運転に必要なメガネは自宅にあるのだから。

もう1つ気がかりなのは、エアコン。

夏場は仕事から帰宅すると、ただでさえ、自転車を7~8km漕いで、汗ばんでいるというのに、部屋は灼熱地獄状態。
まさに、疲れた体に鞭(むち)を打たれるような気分で、今日ぐらいは“涼しく快適な部屋”が待っていてくれても良いんじゃないかと、エアコンをつけたままにして来てしまったのだ。

帰宅できないのなら、スイッチを切りたいが、帰宅しないと、スイッチは切れない。
でも、帰宅したら、スイッチは切る必要はない。

なにがともあれ、今夜をどう乗り越えるか?

公園のベンチで寝るとかは嫌だし、寝ずに、夜中の街をさまよう気力はない。

この飲み会の前には、炎天下の中、多摩湖周辺を自転車で走り回っていたので、体力的に厳しいのだ。


せっかくなので、日中を思い出してみる。

多摩湖・村山下ダム上からの風景。
↓↓

日本一だそうですよ。日本一。
↓↓

鉄道の廃線跡がサイクリングコ-スになっていた。
↓↓

トンネルの中はヒンヤリ涼しかった。
↓↓


まさか、この数時間後にホ-ムレスに近い状態になっていようとは、想像だにせず。

ホテルにでも泊まるか?

だとしたら、川越の市街地辺りまで行かないとだけど・・・嫌だな。

もう一度、居酒屋から自分のたどった道を注意深く歩いて見るか・・・
座り込んだ場所だけでなく、歩いた場所も。


でも、見つからない・・・・


そして、駅の改札口近くの通路脇。


やはり、見つからない・・・・・


駅前のバス停にある椅子周辺。


当然の如く、見つからない・・・・・


最後に座り込んだ、駅から少し離れた電信柱周辺。


もちろん、見つからない・・・・・


タクシーから降りて、自宅の玄関先まで。


少し期待したが、見つからないか・・・・・


再び、自宅の前まで来たが、鍵は見つかっていない。

もしかして、最初から鍵なんて持ってなかったとか!

つまり、鍵は自宅の中にあって、鍵を閉めずに出て来てしまった!
なんて事は?

一応、ドアノブに手をかけてみると・・・・








!!








そんなワケないか!

しっかり鍵は閉まっていた。


一応、言っておきますが、これ“実話”ですので。

さて、どうしますかね・・・・


つづく





























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