控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

運命の選択、そして台風・・・

2016-09-15 19:24:00 | 飯田線秘境駅めぐり
「“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐり」

第10話

ついに、関東地方に台風が襲来した。
これより、その関東地方にある自宅を目指して、帰路に着く事になる。

だが、ここで、どちらのルートで帰るべきか?
頭を悩ませる事となる。


と言うのも、
13:25に、豊橋方面への列車が、
13:39に、飯田方面への列車が、
来るのである。

定刻どおりに、列車が動いている場合、“東海道本線”回りだと……

13:25平岡→(飯田線)→16:16豊橋

16:23豊橋→(東海道本線)→16:58浜松
17:20浜松→→19:52熱海
20:03熱海→→20:34国府津
20:42国府津→(湘南新宿ライン)→22:03池袋
22:08池袋→(東武東上線)→22:29朝霞台

☆22:29に、朝霞台駅に到着☆


行きと同じ“中央本線”回りだと……

13:39平岡→(飯田線)→17:31岡谷
17:55岡谷→(中央本線)→18:37小淵沢
18:59小淵沢→→20:33大月
20:50大月→→→21:49立川
21:53立川→→→21:59西国分寺
22:02西国分寺→(武蔵野線)→22:21北朝霞

☆22:21に、北朝霞駅に到着☆

朝霞台駅と北朝霞駅は、ほぼ同一の駅なので、その差は8分。
さらに、自宅の最寄り駅到着に至っては、その差は3分にまで縮まってしまう。


要は、どちらのルートを使っても、到着時間に差がないのである。

だが、この状況下で定時運行を期待してはいけない。
遅れて当たり前、むしろ「運転見合わせ」にならなければマシだと言える。

東海道本線にも中央本線にも、このような悪天候時にネックとなる(運転見合わせになりやすい)区間がある。

つまり、台風による問題がより起きにくいのはどちらのルートか?
という事になる。

それは、もはや“運”の問題である。

だが、どちらかに決めなくてはならない。


結局・・・・


13:25平岡→(飯田線)→16:16豊橋

“東海道本線”回りで帰る事にした。

理由は、並行して東海道新幹線があるから。

在来線がダメでも、新幹線は動いている場合もある。
その逆もあるが、要は路線が2つあるので、片方がダメでも、もう片方へ逃げる事ができる!

”中央本線”回りだと、中央本線がダメになったら、もうそれで終わりである。

この状況下では、そこで判断するしかない。


現在、飯田線を豊橋方面に移動中。
こちらは雲っているとは言え、雨も風もなく平穏な為、ほぼ定刻どおりの運行。

だが、ネットで運行状況を調べてみると、案の定、
中央本線・大月駅~高尾駅
東海道本線・熱海駅~小田原駅
が「運転見合わせ」となっていた。

結局、両ルートとも「運転見合わせ」の区間が生じてしまった。
こうなると、どちらがより早く運転再開するかだ。

16:23豊橋→(東海道本線)→16:58浜松

飯田線内の列車があまりにも“まったり”走っている為、東海道本線の普通列車が超っ早に感じる。

そして、浜松市に入ってから、3時間列車に乗り続けて、ようやく市の中心部に到着。

広すぎだよ!浜松市。
そして、距離の割に時間かかりすぎだよ!飯田線。

浜松駅に到着後、約20分の合間を利用して、立ち食いそばで腹ごしらえ。
この後、何が起こるかわからないから。

17:20浜松→(東海道本線)→19:52熱海

とりあえず、この区間においては、定刻どおりに問題なく運行しているように見える。
新幹線も通常の速度で走っている。

やはり、問題は熱海から先か?

ここで再び、運行状況を確認すると、
「東海道本線は運転再開」
になっていた。

ラッキー♪

定刻どおりとはいかないまでも、運転再開してくれれば、とりあえずひと安心。

中央本線の方は、まだ「運転見合わせ」の状態が続いている模様。
やはり、山間部を走る距離が長いだけあって、再開まで時間がかかるという事か?

そういう意味でも、東海道本線回りにして正解だったかな。


列車は順調に“熱海駅”の手前までやって来た。
だが、熱海駅手前のトンネル内で信号停車。

終着駅手前ではよくある事だが、5分、10分と、時間がどんどん過ぎていく……


何やら嫌な予感がする……


実は、一度は運転再開したものの、熱海駅の先で、大変な事態が発生していたのである。


つづく

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