控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

有り得ない!?秘境駅へと続く道

2016-09-09 16:40:00 | 飯田線秘境駅めぐり
「“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐり」

第6話

7:51「①千代」→(豊橋方面)→8:49「⑥小和田」

ついに最後の秘境駅「⑥小和田駅」に到着。

現在8:49。
次にやって来るのは、再び豊橋方面への列車で10:12。
滞在時間は、今回最長の83分。

さすがに、時間を持て余しそうだ。


駅名の下に“浜松市天竜区”とある。

ここって、住所的には“浜松市”になるんだ!
正直“浜松”なんて、まだ、はるか遠くってイメージだけど……

それもそのはず、今いる“小和田駅”から、東海道本線の“浜松駅”(浜松市の中心)までは、120kmも離れてたりする。
市の中心まで120kmって、もはや“市”と言うより“県”だな…


そして、ホーム上にはこんな物も。
↓↓

これはこれで、また凄いな。

地図で確認してみると、たしかに、横を流れる天竜川上で、3県が交わっていたりする。

さらに駅舎内にも、それを示すような案内が。

もちろん、ここは無人駅である。

かつては終日、駅員がいたみたいで、駅舎内にはきっぷ売場(窓口)の痕跡もあるが、現在はカ-テンで固く閉ざされていた。


時間はたっぷりあるので、かなり遠くまで足を運べそうだ!

「秘境駅ランキング」で2位や3位に輝く駅は、駅前からして凄まじい。
↓↓

駅からの唯一の道(?)がコレ。

人んちの庭じゃないんだから。

もはや“散策道”と案内されている程、生活道路として機能してないって事か?

少し下ると、意外にも一軒の民家があるが、人が住んでいる気配はない。

「塩沢集落まで1時間」とある。

まさか、駅から1時間歩いて、やっと最初の街(集落)に出るって事か!?

だとしたら相当キテる……


その一軒家を過ぎると、道はこんなのになってしまう。
↓↓


さらに進むと、少しマトモになった徒歩道が、天竜川に沿って延々と続いている。
↓↓

ここから見るかぎり、建物らしき物は全く見当たらないんですけど……

本当に最初の集落まで1時間かかる気がしてきた。

滞在時間83分(1時間23分)じゃ、足りないな。

そういえば、もう1つ
「高瀬橋まで25分」
みたいな案内もあったな。

今回はそこを区切りとして引き返す事にする。
この辺りも、いつ大雨になるかわからないし。

やがて、道は徐々に天竜川から離れて行き、やっぱり登山道みたいになっていく。



駅を出発して15分ぐらい経っただろうか……


そこへ、衝撃的な物が視界に飛び込んで来た!!



民家だよ!



完全に徒歩でしか来れないような場所に、突如として現れた1軒の民家。
はっきり言って、有り得ない。

集落という訳でもなく、なぜかここに1軒だけポツンと存在している。

道の両脇には、生活感の漂う物が色々と置かれている。
↓↓

ここより不便な所は、滅多になさそうなのに、よりによって、なぜ?こんな所に………

「日本の秘境で発見!こんな所に日本人(当たり前)」

それよりも、運送業経験者としては、こんな場所まで、どうやって、家の建築資材を運んで来たのかが気になる。

それとも、もう少し歩けば、マトモな道があったりするのか?


結果はその逆だった。 


とうとう、こんな道になってしまった!

写真の真ん中に道がある。

注意しないと、道から外れてしまいそうだ。

これ、下手したら遭難するんじゃないの?

集落どころか、橋にすら、たどり着けそうにないな……


つづく

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