「“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐり」
第5話
“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐりの旅
2日目
目が覚めて、まず気になるのは天気。
意外にも青空が広がっている。
しかし、今日は関東に台風が直撃するとの事なので、この天気もいつまで続くかわからない。
そもそも、今日中に無事帰れるのだろうか?
6時にホテルを出発。
途中、コンビニで食料を調達し、ただの無人駅である“下山村駅”へ戻る。
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この手の無人駅は全国にいくらでもあるけど、最初に見た時は衝撃的だった。
ホ-ムからすぐに道路に出れちゃうんだから。
関東は、この後“大雨”みたいだけ、名古屋は“晴れ”だそうだ。
空を見上げると、
西は青空
東は分厚い雲
にハッキリ分かれていた。
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ちょうどこの辺りが晴れと雨の境界線って事?
まるで、南アルプスの山々が台風の雲を遮ってくれてるようにも見える。
残る秘境駅は、①千代、②金野、⑥小和田の3つ。
朝の比較的、列車の本数の多い時間帯をねらって、残る3駅の制覇を目指す。
6:29下山村→(豊橋方面)→7:00金野
天竜峡駅を過ぎると、車窓はこんな感じ。
再び秘境駅が集中する区間へと入って行く。
まずは、あえて「①千代駅」を見送って、次の「②金野駅」で下車。
この駅での滞在時間は34分。
自分以外、誰も下車しなかった。
朝早いせいか、平日の為か、初めて秘境駅で“1人っきり”に。
なんか、金野駅の“金”の字に触ると、金運がアップするとか言われてるらしいけど、そういうの、イマイチ本気になれないんだよね。
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こんなローカルな路線だけど、走っている車両は意外と最近のもの。
とは言え、駅前の有り様はさすが秘境駅。
↓↓
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ただ、轍(わだち)が出来てる事から、駅の前まで“車”で来れるようだ。
では、昨日同様、駅から続く道を進んでみる。
さっそく年季の入った橋が出現。
↓↓
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橋にコケが生えている所が、秘境っぽくて、いい味出してる。
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そして、橋の中央からの眺め。
↓↓
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そして、これが駅へと続く唯一の道
↓↓
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狭いっ!!
車1台がなんとか通れる程度。
対向車が来たら苦労しそうだ。
心配いらないか…
車なんて滅多に通りそうにないし。
この先にあるのは、あの駅だけだし。
この道路で車同士のすれ違いなんて、ある意味貴重だよ。
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こんな道を延々と進んだ先に、ポツンと無人駅がある。
そんな逆パターンで駅にたどり着いた場合は、どんな気分なのだろう……
マトモな道に出れる気配もないので、適当な所で引き返す。
次は、逆方向の列車で、先程見送った1駅手前の“千代駅”へ。
7:34「②金野」→(飯田方面)→7:37「①千代」
昨日と合わせて、列車の中から3回見送った「①千代駅」にようやく降り立つ。
この駅での滞在時間は14分。
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またしても、駅の出口はどこ?状態に……
そこのガードレールがある道ぐらいにしか出れそうな場所はないが……
あったよ!
1ヶ所だけ人が通れそうな場所が!
↓↓
これが駅の出入口……
何の洒落っ気もないな……
そもそも、なんでガードレールがあるの?
車に突っ込まれた事でもあるの?
これじゃ、近くまで来ないと、駅だとわからないのでは?
案の定、駅から少し離れ、駅の方を振り返ると…
↓↓
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ただの“行き止まり”にしか見えん!!
ちなみに、左側にあるガレージは自転車置き場だったりする。
↓↓
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“奥から整理して”ってあるけど、整理する程、いや、1台も停まってません。
夏休みだから?
学校が始まると、学生の利用がそれなりにあるのかもしれない。
駅から続く道を進んでみると、案の定“山道”となっている。
さすがにもう驚かなくなってきたが、自転車の場合、行きは下りで楽チンだが、帰りは上りで地獄を味わう事になる。
そんな思いをしてまで、こんな駅から列車に乗る人なんているのか?
いるんだろうね。
いよいよ“秘境駅めぐり”も、あと1駅。
「⑥小和田駅」を残すのみ!
7:51「①千代」→(豊橋方面)→8:49「⑥小和田」
この列車、「①千代駅」には停車駅するが、その先にある秘境駅「②金野」「③田本」「④為栗」は通過してしまうという“秘境駅めぐり泣かせ”の列車だったりする。
途中“平岡”と言う駅でしばらく停車する。
そんな時間があるなら、秘境駅に停車してよ!
この平岡駅は、だけ秘境駅区間の中では、一番マトモな、いや、施設が充実してそうな駅だ。
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宿泊と食事と温泉入浴(立ち寄り湯)ができるらしい。
「秘境駅めぐり」を終えた後、最後に温泉に浸かって帰るのも悪くないだに。
そして、ついに最後の秘境駅「⑥小和田駅」に到着。
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現在8:49。
次にやって来るのは、豊橋方面への列車で10:12。
滞在時間は、今回最長の83分。
時間を持て余すかと思ったら、とんでもない。
それくらい滞在するにふさわしい秘境駅だった。
後で知ったのだが、この「小和田駅」は“全国秘境駅ランキング”で、2016年は3位にランクインした駅だった!
つづく
、
第5話
“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐりの旅
2日目
目が覚めて、まず気になるのは天気。
意外にも青空が広がっている。
しかし、今日は関東に台風が直撃するとの事なので、この天気もいつまで続くかわからない。
そもそも、今日中に無事帰れるのだろうか?
6時にホテルを出発。
途中、コンビニで食料を調達し、ただの無人駅である“下山村駅”へ戻る。
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この手の無人駅は全国にいくらでもあるけど、最初に見た時は衝撃的だった。
ホ-ムからすぐに道路に出れちゃうんだから。
関東は、この後“大雨”みたいだけ、名古屋は“晴れ”だそうだ。
空を見上げると、
西は青空
東は分厚い雲
にハッキリ分かれていた。
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ちょうどこの辺りが晴れと雨の境界線って事?
まるで、南アルプスの山々が台風の雲を遮ってくれてるようにも見える。
残る秘境駅は、①千代、②金野、⑥小和田の3つ。
朝の比較的、列車の本数の多い時間帯をねらって、残る3駅の制覇を目指す。
6:29下山村→(豊橋方面)→7:00金野
天竜峡駅を過ぎると、車窓はこんな感じ。
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まずは、あえて「①千代駅」を見送って、次の「②金野駅」で下車。
この駅での滞在時間は34分。
自分以外、誰も下車しなかった。
朝早いせいか、平日の為か、初めて秘境駅で“1人っきり”に。
なんか、金野駅の“金”の字に触ると、金運がアップするとか言われてるらしいけど、そういうの、イマイチ本気になれないんだよね。
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こんなローカルな路線だけど、走っている車両は意外と最近のもの。
とは言え、駅前の有り様はさすが秘境駅。
↓↓
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ただ、轍(わだち)が出来てる事から、駅の前まで“車”で来れるようだ。
では、昨日同様、駅から続く道を進んでみる。
さっそく年季の入った橋が出現。
↓↓
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橋にコケが生えている所が、秘境っぽくて、いい味出してる。
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そして、橋の中央からの眺め。
↓↓
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そして、これが駅へと続く唯一の道
↓↓
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狭いっ!!
車1台がなんとか通れる程度。
対向車が来たら苦労しそうだ。
心配いらないか…
車なんて滅多に通りそうにないし。
この先にあるのは、あの駅だけだし。
この道路で車同士のすれ違いなんて、ある意味貴重だよ。
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こんな道を延々と進んだ先に、ポツンと無人駅がある。
そんな逆パターンで駅にたどり着いた場合は、どんな気分なのだろう……
マトモな道に出れる気配もないので、適当な所で引き返す。
次は、逆方向の列車で、先程見送った1駅手前の“千代駅”へ。
7:34「②金野」→(飯田方面)→7:37「①千代」
昨日と合わせて、列車の中から3回見送った「①千代駅」にようやく降り立つ。
この駅での滞在時間は14分。
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またしても、駅の出口はどこ?状態に……
そこのガードレールがある道ぐらいにしか出れそうな場所はないが……
あったよ!
1ヶ所だけ人が通れそうな場所が!
↓↓
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何の洒落っ気もないな……
そもそも、なんでガードレールがあるの?
車に突っ込まれた事でもあるの?
これじゃ、近くまで来ないと、駅だとわからないのでは?
案の定、駅から少し離れ、駅の方を振り返ると…
↓↓
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ただの“行き止まり”にしか見えん!!
ちなみに、左側にあるガレージは自転車置き場だったりする。
↓↓
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“奥から整理して”ってあるけど、整理する程、いや、1台も停まってません。
夏休みだから?
学校が始まると、学生の利用がそれなりにあるのかもしれない。
駅から続く道を進んでみると、案の定“山道”となっている。
さすがにもう驚かなくなってきたが、自転車の場合、行きは下りで楽チンだが、帰りは上りで地獄を味わう事になる。
そんな思いをしてまで、こんな駅から列車に乗る人なんているのか?
いるんだろうね。
いよいよ“秘境駅めぐり”も、あと1駅。
「⑥小和田駅」を残すのみ!
7:51「①千代」→(豊橋方面)→8:49「⑥小和田」
この列車、「①千代駅」には停車駅するが、その先にある秘境駅「②金野」「③田本」「④為栗」は通過してしまうという“秘境駅めぐり泣かせ”の列車だったりする。
途中“平岡”と言う駅でしばらく停車する。
そんな時間があるなら、秘境駅に停車してよ!
この平岡駅は、だけ秘境駅区間の中では、一番マトモな、いや、施設が充実してそうな駅だ。
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宿泊と食事と温泉入浴(立ち寄り湯)ができるらしい。
「秘境駅めぐり」を終えた後、最後に温泉に浸かって帰るのも悪くないだに。
そして、ついに最後の秘境駅「⑥小和田駅」に到着。
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現在8:49。
次にやって来るのは、豊橋方面への列車で10:12。
滞在時間は、今回最長の83分。
時間を持て余すかと思ったら、とんでもない。
それくらい滞在するにふさわしい秘境駅だった。
後で知ったのだが、この「小和田駅」は“全国秘境駅ランキング”で、2016年は3位にランクインした駅だった!
つづく
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