ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

スピーカーケーブルによる音質の違いは本当にあるのか? vol.3

2019-06-12 | オーディオ部品のうんちく
『スピーカーケーブルによる音質の違いは本当にあるのか? vol.2』の続きです。

スピーカーケーブルには『相性』や『音色』があると言われています。

これをスピーカーケーブルによる波形の変化から考えてみたいと思います。

前回はスターカッドのケーブルを使用して低域、中域、高域の波形を比較しましたが

変化は認められませんでした。

スターカッドケーブルはノイズに強く、線路抵抗も低くなります。

そのために変化がなかった可能性がありますので

念のため、一般的な2芯のケーブルでも測定します。

同じカナレ4s6の4本ある内の2本だけを使用して測定しました。



まずはスピーカーケーブルの入力側の波形です。

20Hz


1KHz


20KHz


次に出力側の波形です。

20Hz


1KHz


20KHz


前回は2本がパラレルに接続されていましたが

今回は1本だけですので直流抵抗分は0.6オームとなります。

抵抗値が2倍になりましたので、出力電圧も前回よりさらに低下していますが

周波数によってその値に変化はありません。

つまりスピーカーケーブルの構造が変わっても

20Hz~20KHzの可聴帯域では音質は変化しないということを表しています。

ここまでの測定結果ではどんなケーブルを使用しても音質は変わらないということになります。

そこで、

次に動特性を測定してみましょう・・・次回に続きます。



ムジカ・アウトレットモールが見やすくなりました。



ぜひ一度ご覧ください。


8月のイベントはオーディオ居酒屋です。




『ムジカ設立15周年記念 カスタマイズ・キャンペーン』

『新製品Raccoltaの乗り換えキャンペーン』開催中です。

詳しくはこちらまで




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月のイベントはオーディオ居... | トップ | 真空管アンプの新製品!Racco... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。