
『スピーカーケーブルによる音質の違いは本当にあるのか? vol.3』の続きです。
スピーカーケーブルには『相性』や『音色』があると言われています。
これをスピーカーケーブルによる波形の変化から考えてみたいと思います。
次に動特性を測定してみましょう。
スピーカーケーブルの種類は前回同様一般的な2芯の接続です。
音の立ち上がりの瞬間を見てみましょう。
まず、10KHzの矩形波を流してみます。

矩形波とは波形が長方形になった波形で、
立ち上がり部分を見る時に使用します。
上図の波形で右の方に他よりも明るい部分があります。
この部分を拡大してみます。
まずは、スピーカーケーブルを通る前です。

かなり拡大していますが、
きっちりと立ち上がっている様子が観測できます。
これはかなりのハイスピードで波形が立ち上がっていることを示します。
次にスピーカーケーブルを通った後の波形です。

立ち上がりにかなりの時間がかかっています。
横軸は1マスで1マイクロ秒です。
1マイクロ秒は百万分の1秒です。
スピーカーケーブルを通る前の波形は0.1マイクロ秒程度で立ち上がっていますが
スピーカーケーブルを通った後は5マイクロ秒もかかって立ち上がっています。
次にスピーカーケーブルの構造が変わるとどう変化するのかをみてみましょう。
接続をスターカッドに変更します・・・次回に続きます。
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