team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

2006年2月26日(日)  五里雨中

2006-02-26 12:54:12 | '05-'06面白山





今日の予報は雨。
昨日の晴天で滑っていれば悩むまでもないのだが。
しかも、先日コンタクトを失くしてしまい、かなり視界が悪い。
メガネの上からゴーグルか?
と思って着けようとしたがムリ。メガネが壊れそう。
メガネだけだと涙ボロボロが目に見えているので、できれば避けたい。

いろいろ考えつつ、『まぁ、午前中だけでも降らずにいてくれれば』との期待からとりあえず出動した。


着いた時点では、とりあえず雨はまだ降っていない。
雪質は硬雪+細粒ザラメの2層構造。
これは!いよいよ、これまで温存してきた秘密兵器・『室内人工雪専用WAX』の出番か!?
どうせ滑れて午前中だから、と思って試しに塗ってみる。
融点が高くて、なんかねばっこくて塗りにくいね。


今日来ているのは、
天気予報を知らずに着てしまった「ばか」と、
知ってて来た「もっとばか」である。
朝一の愛子駅は誰もいなかったんで、「やっぱり帰ろうかな」ってちょっと思ったけど、以外にいるもんだね。


最初、素目にゴーグルで出撃。何かがある(いる)確認できる距離は20m。
コスモスは別として、セントラルより上を滑っているのは各コース0.3人くらいだから、人にぶつかる可能性は99.9%ない。

しかし、雪面状況が全く把握できず、自爆の可能性が極めて高い。
再骨折は絶対避けたいので1本で素目はあきらめた。

やむなくメガネで滑るも、これまた涙チョチョギレと雪跳ねで視界悪し。
コワゴワ滑りで腰引けの悪循環。


『午前中もてば・・・』の期待むなしく、9時頃から雨になってますます視界は悪い。
レンズの水たまが邪魔なので、上目づかいで滑ると雨つぶが目に直撃して痛い!
10時にはじゃじゃ降りに。


一瞬、ポンチョを着るも我慢の限界で、滑っていたはずの仲間も見当たらないので、
至上最速・10時半の電車で退散しました。


愛子駅に着くと、完璧に雨の中、これから面白山に向かう人達がいる!
そして、どう見ても『面白山帰り』のカッコをしているオレに寄ってきて、

「面白山は雨いっぱい降ってます?」
「雪質はどうですか?」

と、執拗に聞いてくる。
ありのままを答えると、迷いの表情がみえたが、

「もうキップ買っちゃったんで、1本だけでも滑ってきます」と。

オレはその根性に感服し、「電車のキップは払い戻ししてもらえるよ」とは言わずにさっさとその場を去りました。

ときに、『室内人工雪専用WAX』は結構いける!
室内...が何を意図してなのかよくわからないけど、全く問題なし。こんどはグジャグジャのくされ雪のときにまた使ってみよう!



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