team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

2005年12月18日  夏油研修会

2005-12-18 13:32:27 | '05-'06面白山

普段のシーズンは山形県以外のスキー場へは一度も行くことがないが、今回は数年に一度の県外遠征。ゼロさんと魚七さんと。

天気予報はサイアク。
警戒して早めに家を出るも、高速道路は別段なんてことはない。かなり拍子抜け。

高速を降りてからも、しばらくは一面真っ白な圧雪路を順調に走る。

が....市街地を抜ける頃から雪が降り始め、山を登る頃からは激しくなってきた。
「前が見えんっ!!」
前走車がいてよかった~(^^;
ぴったり後を着いていく。前に誰もいなかったらこんなところ走れんよ。

スキー場に着けばモーレツな雪。イヤーな予感。その後の展開はまさにその予感とおり。
吹雪。視界とっても悪し。
腰の痛みをちょびっと気にしつつも、それよりなにより顔が痛い!フィスマスクするべきだった!

講習の様子を写真に撮ろうなんて思っていたがそれどころではない。




以外に写真だと遠くまで見えるので自分でも
ビックリ。実際はこの2人の先は全く見えず。
寒さで目がちじんでいたのか?



ゴーグルしてるとこんなカンジ?


ここは最上部で空いていたが、講習はもっと下の斜面。
人は(自分的には)相当多かった。
面白山の全山の客が1つのコースを一斉に滑っているがごとし。いや、それ以上。
はっきりいってこの状況で低速ドリフトで滑るのはかなり怖かった。

「君達、自分の進路ちゃんとコントロールできてるのか!?」
と心配したくなる方々がかなりスピードを出してバンバンくる。
いつ突っ込まれるか?とヒヤヒヤ・きょろきょろで落ち着かない。

と、まあコンディションはとってもツライものがありましたが、講習自体はとっても身になるものでした。


今回テーマは、
『ターンの形成を、その"切り替え"から考え、滑走時の効果的・効率的な運動を導く』


①ノーズドロップからフォールライン方向へ
②ノーズドロップから山回りへ
③切り替えのタイミングの変化
④連続ターンの切り替えのタイミングの変化

てなもんです。・・・・おっと、これ以上は書けないよ。
 ↑まるっきりテキストの丸写しでスイマセン(^^;)

いずれTSBAのHPにレポートが載るでしょうから気になる方はそちらを見てください。


また、午後からの班独自の講習内容にはかなりの衝撃がありました。

立上りカービングについての課題のときにふとでてきた、

   『オートマティッククロスオーバー』 
    (↑こんな用語は世間一般にはない。と思う。)

同じ班の人たちでも、それを実感できなかった、あるいは意味するところがわからなかった人たちも多くいた(ように見えた)中、たまたまというか運よくというか、オレはそのカンジがバッチリわかっちゃったのだ!!
これにはガビ~ん( ̄□ ̄;)!!ときた!

これは「オートマティック」であることが重要なのではなく、自然とそうなってしまうあるタイミングというかポジションというか、とあるポイント。そう、「臨界点」が重要なのである。
おっと、今はこれ以上は書けないよ。

こいつをキッチリ身につければ、それから立上り系以外の滑り方でもこの「臨界点」を見つけることができれば、これは自分の滑りを変えてしまう可能性を秘めている・・・

これにはホクホク顔。長澤先生、ありがとうございました。



閉会式・A班。もちろん室内です。


で、帰り....書くのもヤになるくらいの「大荒れ天気」。
車に戻ると雪の固まりになっている。ドアを開けると雪が車内に吹き込み、真っ白になってしまうので道具を乱暴に放り込んでさっさと退散。



隣の車の影響か?ミョーにエッジシェイプの効いた積もり方です。



結局1日こんな天気。滑りの写真なんてもはや撮れず、やむなく駐車場にて。



・・と思ったら1枚ありました。TSBA事務局でいつの間にやらてっていたのを送っていただきました。 
にしても、ドリフトの練習中。しかも周りを警戒して思いっきりそっぽ向いてるし....
。   


ところが??
先が進まない。動かない。いつまでたっても。ナゼ??

道路に出る最初のカーブで、(つまり、まだ場内)車が雪の壁に突っ込んでいる。
そのすぐ30mほど先の下り坂でも雪山に車が刺さっている!
なんとも、お気の毒に。

イキナリの惨状に我が心を引き締めつつ、どこが道路かよくわからん山道を慎重に下り、
どこが路肩か走行車線かわからんような、東北道をゆっくりゆっくり帰ってきました。

目がソートー充血しました。
おわり
                  



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