team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

13/09/29 番外編・月山 1Q84

2013-09-29 21:53:40 | '12-'13

そうです。
先週の予告の通り、月山です。
考えてみれば、今シーズンはどこにも泉ヶ岳にも登ってない。
最初のヤマです。

あえて前泊の必要もないんだけど、来てしまいました。

着いた時は真っ暗で星が、
夜半過ぎは、月が煌々と
とっても綺麗な空でした




ということは?
朝、めっちゃ冷えるよね?と。
先日も朝の気温、ヒトケタ前半みたいな話も聞いてたし、警戒してトコについたんだけど、
意外にも普通な朝でした。





実は先週。
さやちゃん式窓塞ぎを作ってたのです。
それでわざわざ車泊したかったのかもね。笑

あと、今回初めてお湯沸かしてみたり。
そんなしてたら、
「オレも車泊する」
と言ってたはずが、変な勘違いから、国道沿いで寝てたらしいウエダマン到着。



支度より先に、さっそくお遊び




綺麗な朝ですよ。
山頂方向はもxひろん、四方ぐるり、見事なまでの快晴




そしてキャプテン・ちょびたまさん到着。
撤収も早いが支度も早い。
さっそく出発。




今回は、ちょびたまさんが「ここ行ってみたい」というので召集された。
あえてボカす理由がわからないけど(笑)
あそこの手前を、ふいっと入ったところです。

この入り口をくぐると.....

下る。
イキナリ下る。
どこまでも下る。





登山じゃなくて
と思うくらい下る。

200mくらい下ります
(距離じゃなくて高度です)

今日は、GPSログ起動してたんです。
帰ってくるまでもたなくて、途中でバッテリー切れて記録途絶えましたけど

川?
渡っちゃいますよ。

月山....山頂に行くんだよね
という不信感を通り越し
いいよどこだって...と。開き直る頃
道もようやく反転し、月山方向へ。
そして、上りに転じる。





これまでの下り、
当たり前だけど、下った分は登らなければならぬ。

"三歩進んで二歩下がる"
謙虚な気持ちを逆手に取り、

"先に三歩下がってから二歩進む"、、みたいな。
アレ...1歩足りないじゃん




いやぁ..それにしても気持ちいい空








ようは、このコース
脱出してからわかったんだけど、
姥ヶ岳(の裏側)と湯殿の間の狭い谷
この谷を直滑降してゆくこの沢と、組んずほぐれつして遡って行く。
そういうコースみたいです。








途中で見つけた、水辺に生える何かの根っこ。
"わさび"という説と、
"クレソン"という説と、
"セリ"という説と。
ようは、誰もよくわからないという(笑)
そんなことで時間を費やし




えと...
自然にできた、ただの傷?
何かの引っかき傷?




まだまだ沢との高低差があるところでは、
さらに下ったり



また登ったりを繰り返しつつ、
登山コース?に沢の勾配が追いついてくると、コース=沢 となる。





そうなると、ますます歩みがのろくなる
この沢で、だいぶ時間と体力を浪費しました。
これが後々、効いてきたりして。


・・・この後、我々探検隊は、ついに
伝説の野人・ナトゥーの足跡を発見する



ででーん

さらに





この沢の(標高1300m付近)の滝つぼ
と呼ぶにはおこがましいくらいの水溜りに



サカナを発見!
(オレ以外の3人)歓声を上げる。

さらに
じっと観察することしばらく後
少なくとも、2匹いることを確認!
(オレ以外の3人)


なんでおれだけ
あまりに悔しい

ちょっと待って。
じっと水中に目を凝らすが.....

池に葉っぱを投げるもの。
石を投げ込むもの。

・・・よさんか!コラ


そしてついに
オレも、岩魚を確認
いや、イワナかどうか知らんけど、こんなところにいるのってねぇ


ようやく納得、この地を離れ前進する


しかし、これより少し前

ゆー、、
まさかの、
ズルっ...(両足)どぼ~ん

・・・な展開があり、










休憩という名の、、陽に当てて濡れもの乾燥中。
笑ってんじゃねーよ

ちょっとやそこらで乾くわけもなく
自業自得、ってことで再開(笑)


はるか上の方に人がたくさん集まってるのが見える。
あそこ..たぶん姥山頂の、木道テラスだよね。
我々みえてるかな..と、

手を振ってみるが、、誰ひとりとして見ていないらしい。
今日の素晴らしい青空と景色。に比べれば、はるか下にいる我々はまさにカス粒にも見えないらしい。





沢を最源流まで登りつめ、
その後は尾根を目指して谷を脱出する。
登って登って高度を稼ぐ












そしてゆー、
今回も緊急事態で姿を消す。
ヤマ登ると、恒例行事



解放されたか?




ようやく金姥到着。
てゆうか、時すでにお昼じゃん
とにかく前進。
山頂までいぐべ!




鶴岡方面?



西側斜面だけ紅葉してます。おもしろいね




月山には何回か登ってるけど、今回初めて日本海側まる見え


やっと牛首の残雪着、







しかしゆー気力体力限界か

ちょっと進んですぐ休む。
ペース上げるもなにも、無理だなこりゃ
大雪城に行く、って言ったら急に張り切りだしたけど、それも長くは持たない。





もう下りてくる人の方が多いですよぉ



実はオレも、左ひざが痛くてやな感じ。
この後の一番の難関急斜面。
のろのろ歩いても、たったか行っても痛いのは同じ。
同じ痛いなら時短で、

3人のペースを離れ、ひとりで一気にかじ小屋後まで登りつめ、
後続の到着を上から見下ろしてゆっくり待ってました。





この尾根を挟んで、
山容がまるで違います。いつもおもしろいと思う。

ヤッホーポイントはとっても快調でしたよ。
一番歩みの遅い二人組みは、心ゆくまでこだまを堪能していました




zaoう?





そしてとうとう

山頂
・・・と、となりにオワシマス鳥海さん







あっち側もこっち側も、ぐるり視界全開
...なんて、じつは初めてです。
サイコー気持ちいい眺めです





すでにお留守な神様をお参りし、
ようやく山頂・ちょびたまさんの指定席でお昼。

既に2:00PM。

山頂は人もまばら。




ゆーの足
濡れ靴で歩き通しでしわしわ風呂上りでもこんなにならんだろう...


大雪城経由、正式断念



そうと決まれば、あとは気楽なもんで



ガレ場を下って





牛首から見慣れた木道。






そして、リフト方面との分岐をそのまま下る。
ここから先はこの時間...我々の他、もう一人もいるまい。







リフト乗らずにずんずん下りて、森のクマさんコースからご帰還。


あ。でも、、と。もうひとふんばり登って、
リフト下駅にお立ち寄り。
ハマさん
たなピーさん。




ゆーは、ここへ来ると反射的にラムネを飲みたくなるのですが、
もうお客さんはみな下りた後でカラっぽ。
奥からラムネ持ってきてくれて、野沢菜プリッツゆーにオミヤゲー
ありがとうございました

今日はいままでの月山のイメージと違った、
新しい月山の発見もできたし、

これまでの月山登山のうち、最高。
疲れもMAXだったけど。
ふくらはぎ、
もも裏表。やべー。笑

谷回りと大雪城は両立しない。
時間的にも体力的にも。

次は、万年雪だね。


そして9時間ぶりに姥Pへ帰還。
そう。時刻は5:00PM

意図せず、9時間耐久、となってしまいました。

支度もはやいけど、それ以上に撤収が早いちょびたまさん
いつも通り、あっというまにいなくなる。

いっぽう、やはり、、なコブ班。




竹とんぼの新しい技・低空水平飛行、、からのぶつけ合い(笑)
いやホントにあぶねぇってば





わかります?
自分より低い位置に沈もうとしている太陽...




朝と、昼と、、また違った素晴らしい景色だねぇ

...って全然みてないし、、




まだやってるし(笑)

・・・もう暗くなるよ!!























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2 コメント

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Re:耐久レース (うーた)
2013-10-01 11:59:27
今度から寄り道耐久戦の時は、
いつもの時間に出発、はやめましょう(笑)

…まだふくらはぎ痛いです(/。\)
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耐久レース (ちょびたま)
2013-09-30 12:24:57
200m下って300m進んだあの沢は、
まだリフト下駅あたりの標高だった!
…という驚愕の事実。
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