初・中間テスト

今週、トレーニングセンターで学生達の理解度を確認するための、初めての中間テストが実施されました。

テスト前には、夜中まで学生達がお互いに知識の確認し合う姿、暗記した内容をブツブツとつぶやきながらセンター内を歩く姿、黙々と点字の資料を読む姿が見られました。
「学校の代表として来ているのだから落ちるわけにはいかない！」という、一生懸命な様子がひしひしと伝わってきました。
いつもなら学生さんたちと冗談を言って楽しむのですが、この時だけは「学生さんたちの邪魔になってはいけない」と声を掛けるのもためらったほどです。

100点満点を目指す学生から、今までテストを受けたことがなく解答の仕方も分からない生徒まで、色々でしたが、無事にテストは終了しました。

さて、結果は？？

ジャパンハート　こうの

放課後

センターの放課後、毎日見られる光景です。
スタッフが新聞記事を読み上げ、それを熱心に聞き入る学生さんたち。
「学生たちには医療マッサージの勉強だけではなく、もっと世の中のことを幅広く知ってもらいたい！」
そんな想いで、毎日毎日こうやって新聞を読み上げてくれています。

ジャパンハート　こうの

シュエダゴンパゴダへ

1週間の授業の終わった金曜日の放課後、以前から計画していたシュエダゴンパゴダへ。
いつもはトレーニングセンターの中で過ごすことが多くなってしまう学生さんたちは、久しぶりのお出掛けにテンションも上がりまくり。
さらにこの日は、近くの日本語学校から5名のボランティアが参加してくれました。みなさん視覚障害者と接するのは初めてとの事でしたが、安全な誘導と丁寧な説明に心がけてくれ、学生達もみんな楽しいひとときを過ごすことが出来たようです。
このような交流は、色々な人と接することで学生にとっても良い刺激になり、またミャンマー国内で視覚障害者の理解を深めていくための一歩になると思っています。

ジャパンハート　こうの