ミャンマー視覚障害者医療マッサージトレーニングセンターの日々の記録 「未来に向かって」

NPO法人「ジャパンハート」が、ミャンマーの視覚障害者の社会的自立を目指して立ち上げた新たなプロジェクト

スタディツアー

2011年04月01日 | 日記
先日スタディーツアーの学生さん3名がセンターを見学に来られました。

このスタディーツアーは海外協力に興味のある学生さんが参加されるツアーで
ミャンマーにおけるジャパンハートの事業サイトを回っています。


でも、残念なことに今はセンターの生徒は全員母校の盲学校に帰っており授業風景などを
見て頂く事はできませんでした。

日本でも殆ど視覚障害者の方々と接することのない彼らは塩崎先生の話をとても興味深く聞いていました。


日常生活では点字も意識することもありませんが、実際に見て触れてみることで点字の難しさを体験していました。

実際目を閉じて点字に触れてみると、どこからどこまでが1文字であるかを触覚だけで認識することは出来ません。

また点字を打ってみても、点と点の間が変に開いてしまったりと思うように打てません。


視覚障害者の人たちはすごいスピードで点字を打ち、指で読んでいきますが、その感覚の敏感さというのを実際に体験してみて学生さんたちも実感できたのではないでしょうか。



今回は元気なセンターの生徒たちの姿を見て頂く事が出来ず残念でしたが、「医療」とは
また違った分野でも支援を垣間見て頂けたのではないかと思います。


ジャパンハート