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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

楊令伝 2 (北方謙三)

2008年05月07日 | 本のこと
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楊令の居所がわかった!
梁山泊の生き残り組、燕青や呉用との再会も果たした。
楊令は自分を厳しい状況に置くことで心の傷を克服したようにみえる。
というか、新たな闘いを始めて、開き直ったのが大部分というところ。

傷ついた梁山泊生き残り組も徐々に傷が癒えてきた。
一時梁山泊を離脱していた項充の帰還シーンは涙物。
杜遷の甥っ子の入山も胸の辺りがじんわり暖かくなる。
李応の娘李媛の副官として杜興が張り切る姿もほのぼの。

こうやって、梁山泊はだんだん変わっていくんだろうな。
第三巻が楽しみだ。

一方、禁軍側では後の悲劇の武将岳飛が登場。
まだまだ子どもで傭兵の頭というところだけど
童貫と今後どのように係わり合うのか注目。

As Classics Diner@駒沢公園

2008年05月06日 | 食べ物のこと
おいしいハンバーガーが無性に食べたくなった。
ドライブを兼ねて駒沢公園近くのAs Classics Dinerへ。




約1年ぶりぐらいのAs Classics Dinerだけど
60年代アメリカ風な内装は健在だあ。
テラス席はすでに先客がいたので店内に陣取る。

バーガー以外のメニューも充実している。
すっごくお腹が空いていたら、バーガー以外に
シーザーサラダやバッファローウィングや
ニューイングランドクラムチャウダーなどなど
注文しちゃうところだけど、あいにくそこまでは空いていない。
よって、やっぱり王道のバーガーを注文。
好みの焼き方にしてもらえるので、それぞれレアとミディアムで。

お酒も充実しているお店だけど、運転手役のわたしはコーラ。
飲み物といっしょにバーガー用のピクルスがやってくる。
バーガーが来る前にいつもつまんじゃうんだけどね。

あまり時をかけずにバーガー到着。

これ(↓)は、だんなさんが注文したグリルドパイナップルバーガー。



レアで焼いてもらったお肉は柔らかいし、肉汁は十分滴っているし
大満足の1品。

こちら(↓)はわたしが注文したチーズバーガー。
スイスチーズにしてもらい大正解♪



巨大なバーガーなので、ひとつ完食するのもけっこう大変。
サイドメニューの注文なんて夢のまた夢でした。

ヤクルトvs巨人@神宮球場

2008年05月05日 | 徒然のこと



うちのだんなさんは、大のヤクルトファン。
ゴールデンウィーク中に神宮球場に行きたいと突然言い出した。

あいにくヤクルト側は完売だったので、ジャイアンツ側にチケットをとった。
ちょっと肩身の狭い観戦となった。

周りはジャイアンツファンばかりなのに、観戦しているうちに我を忘れて
ヤクルトがヒットを打てば大喜びし、ジャイアンツが点をとればがっかりして
けっこうやりたい放題。

特に、うちのだんなさんのボヤキは楽天の野村監督並みに磨きがかかって
前に座っていた子どもがチラチラ後ろをチェックしていてちょっとはずかし。
選手に「ブサイク」とか「デブ」だとか毒づくし、
「ジャイアンツにカネで選手を盗られた」とか、
「空気を読んで三振しろ」とか、
周りは全員ジャイアンツファンだというのに、
KYなのはアナタでしょ!



ところで、今日のヤクルト選手は、
1970年ヤクルトアトムズの頃のレプリカユニフォームでプレー。

新装なった神宮球場は人工芝も美しく、オーロラビジョンも大きくて見やすい。
試合のほうは、せっかく先制したのに、結局逆転負けでした。

でも、わたしの目的は、試合より大盛りやきそばだったりする。
500円で、容器が閉まらないぐらい大盛りのやきそばを場外でゲット。

量が多いだけじゃなくて、コショウが効いてちょっぴりピリ辛。
麺もプリプリで2年前に初めて食べてから病みつきに。

やきそばの代わりに、たこ焼きを買ってしまっただんなさんが
うらやましそうに眺める中、もちろん1人で完食しました!

楊令伝 1 (北方謙三)

2008年05月03日 | 本のこと
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水滸伝19巻を読了後、すぐに買いに走った「楊令伝」。

わたしにとってはたった数時間の空白だったのに
物語の中では3年も過ぎていた。

童貫軍との最後の決戦で雄々しく死んだ花栄の息子や
その他メンバーの二世が梁山泊に入山、活躍しそうな気配。

梁山泊の生き残りメンバーも意外にたくさんいた。
わたしの心のヒーロー燕青、暴れん坊の史進、
人生何が起こるかわからないを体現した白勝、
引きこもり気味の武松などなど。
若い世代と経験豊富な世代がどう交じり合っていくのか
この先を読むのが楽しみな展開です。

ところで、生き残り組の皆様ですが
みんなそれぞれに深い心の傷を負っている。
かわいそうだけど、どうにもできない。

深い心の傷を抱えたまま、それぞれの持ち場で
梁山泊再結成の準備に勤しむ姿は健気。
漢の健気さってなんかかわいい。

みんなが梁山泊の次の棟梁として楊令の再登場を待っている。
早く帰ってきてくれ、楊令よ~。

てやん亭゛@渋谷

2008年05月02日 | 食べ物のこと
最近ご無沙汰していた「てやん亭゛」。
沖縄料理と焼酎が充実したお店です。

ブーツの季節にはついつい敬遠しがちなのですが
気兼ねなく板の間に上がれる季節になりました。

これ↓はビールのお通しとお品書き。



いつもの定番、「ちりめんキャベツ」と「山芋の竜田揚げ」。



「季節の野菜の天婦羅」も気になる。
フキノトウやタラノメだけでなく
ノビルが天婦羅になっていたのは感動。

小さい頃、よく近所の道端で蓬やノビルをとっていたことを思い出した。

最近はまっている「ホタルイカ」。
ほんとは酢味噌で食べるのが大好きなんだけど。



〆は「タコライス」?「オムライス」?
忘れました。



お腹いっぱいおいしいものを食べて
声を嗄らすまでおしゃべりして
最高の夜でした♪


水滸伝 (19) (北方謙三)

2008年05月01日 | 本のこと
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ついに最終巻が出てしまった。
昨年9月から毎月楽しみにしていた北方水滸伝の文庫。
ついに北方水滸伝が終わってしまう・・・

発売日に購入していたにもかかわらず
なかなか手をつけることができなかった。

これを読み終わってしまったら
宋江にも、史進にも、呼延灼にも会えなくなっちゃう。
だいたい林冲が18巻で死んでしまった事だってショックだったのに。
梁山泊がなくなっちゃう・・・

メインキャラクターたちの死そのものは
もちろんとっても悲しく寂しいことだったけど
一番グッと来たのは、単なる兵たちの姿。
童貫軍との決戦でヘトヘトに疲れきった兵たちが
夢中で糧食を口に入れている様を想像したら
何のためにこの人たちはここまでするのか。
物語の中では決してフォーカスされず、ただただ
志のために命を投げ出し辛い思いをして死んでいく兵士たち。
悲しい、悲しすぎる。。。

それこそ1日1ページぐらいのカタツムリ読みで
ついに読了

たまらず、その足で続編「楊令伝」を買いに走りました。