自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

東京五輪と柏市=特需・波及効果をどう享受するか

2013年09月09日 16時13分35秒 | スポーツ政策
 8日、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催が決定いたしました。日本で世界最大級のスポーツイベントが開催されることは大変喜ばしいことです。今後、滞りなく準備が進み、日本選手が地元開催の五輪で活躍することを期待します。
 さて、五輪開催となれば当然「特需」「波及効果」が発生します。世界中から選手・関係者、そして観戦者がわが国を訪れることになるし、準備段階でも各会場の整備など大きな事業が生まれます。その経済効果は3兆円近くにもなるという試算もあります。
 そこで、柏を含めた都外の近隣自治体が考えなくてはならないことは、その特需・波及効果をどう生かしていくか。もっと生々しくいえば、いかに便乗して儲けるかです。私は、本年第1回定例会(3月議会)でそれを享受するための施策・手段にはどのようなものが考えらるかを質問をしております。その際の柏市執行部の答弁要旨は下記の通りでした。

・市内のスポーツ施設を各国選手団の事前合宿所の練習会場として提供することなどが想定される。特に市内にはテニスコートを多数設置してあり、平成22年には千葉国体のテニス競技会場として活用された実績があることから、練習会場として誘致をアピールすることができるのではないかと考えている
・柏レイソルをはじめとする本市を拠点とするスポーツチームが複数あり、何か共同でできるようなことがない働きかけるということも考えられる。このようなことが実現されれば、経済的な波及効果はもちろん、柏市の存在をまさに世界に広く知っていただく機会になるだろうと思うし柏市、まちの活性化につながると思う
・ロンドンオリンピック、パラリンピックには、柏市からレイソルの酒井(宏樹=現ハノーファー96)選手あるいは車椅子テニスの国枝(慎吾)選手などが出場した。この方々の目覚ましい活躍し、市民の誇りとなり、柏の知名度が上がったのではないかと思う。柏市では、各競技で活躍する選手をホームページの「柏の一番星」というコーナーで、あるいはまた広報かしわなどで取り上げてきたが、2020年に向けて柏から羽ばたく、そういう選手をこういうものを通じて応援し、それが選手の励みにつながればすばらしいなと思う

 約半年前の東京開催が決定していなかった段階での答弁で、いわばたたき台といえるものですが、これをベースに発展させていくことが柏市としては現実的だろうという感想でした。今後は他自治体との競争にもなると思われますので、早急に取り掛かからなくてはなりません。今議会でさっそく、要請いたします。

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