――少子高齢化による人口減少が予想される今後の柏市の状況においては、将来的な税収と労働力の安定的な確保が課題となる。良質な労働環境の整備を行うためには企業の誘致が非常に重要となるが、現在の柏市の企業誘致の状況は。
経済産業部長「本市は、都心から30キロ圏内で、国道6号線、16号線、そして常磐自動車道が通る交通の要衝であることから、首都圏の中でも特に物流業界の進出意欲が高いエリアとなっている。また、製造業においても、都心からのアクセスのよさに加え、大学や研究拠点が立地する環境のよさも相まって、進出意欲が強い状況にあると認識している。しかしながら、工場を誘致するための土地が少なくなっており、1,000平米を超える土地の売却物件を探すことが難しい状況となっている。このため、県内4つの銀行と協定を締結し、企業進出情報や土地情報を結びつける地道な活動を続けてきた。また、医療機器の展示会やビジネスマッチング会を行う各種展示会に柏商工会議所とともに出展し、企業誘致のパンフレットをもとに柏市の魅力を積極的にPRしている。あわせて、大手工場が進出する際には関連する庁内の関係部局が連携し、企業が円滑に進出できるようにするための庁内調整会議を開催することで誘致の実現を図っている。このような取り組みの結果、本年度は5件の企業誘致にこぎつけた」
――今後の方向性は。
経済産業部長「今後は、誘致に結びついた要因をさらに分析しながら、より一層の効果的な啓発、誘致の取り組みを拡充、推進し、付加価値の高い企業進出につなげていけるよう鋭意努めてまいる」
平成28年12月6日 同年第4回定例会一般質問より
■関連リンク
・AI研究拠点設置への動きと企業誘致
経済産業部長「本市は、都心から30キロ圏内で、国道6号線、16号線、そして常磐自動車道が通る交通の要衝であることから、首都圏の中でも特に物流業界の進出意欲が高いエリアとなっている。また、製造業においても、都心からのアクセスのよさに加え、大学や研究拠点が立地する環境のよさも相まって、進出意欲が強い状況にあると認識している。しかしながら、工場を誘致するための土地が少なくなっており、1,000平米を超える土地の売却物件を探すことが難しい状況となっている。このため、県内4つの銀行と協定を締結し、企業進出情報や土地情報を結びつける地道な活動を続けてきた。また、医療機器の展示会やビジネスマッチング会を行う各種展示会に柏商工会議所とともに出展し、企業誘致のパンフレットをもとに柏市の魅力を積極的にPRしている。あわせて、大手工場が進出する際には関連する庁内の関係部局が連携し、企業が円滑に進出できるようにするための庁内調整会議を開催することで誘致の実現を図っている。このような取り組みの結果、本年度は5件の企業誘致にこぎつけた」
――今後の方向性は。
経済産業部長「今後は、誘致に結びついた要因をさらに分析しながら、より一層の効果的な啓発、誘致の取り組みを拡充、推進し、付加価値の高い企業進出につなげていけるよう鋭意努めてまいる」
平成28年12月6日 同年第4回定例会一般質問より
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・AI研究拠点設置への動きと企業誘致