気ままに

吉田雅夫のブログです。染色・版画・料理・パソコンなど、気ままに記録しています。

Tシャツを染める インディゴ

2013年05月20日 | 染色

手芸染色用に白地で仕上加工していないTシャツが販売されています。


水に浸漬し充分濡らした後、脱水器にかけ、凧糸で絞ります。


インディゴの調液は標準通りです。(下記)


”30秒浸漬 → 30秒空気酸化” を3回繰り返します。
さらに、5分空気に曝し酸化させます。時々、動かして均一に酸化するようにします。


水洗し、絞った糸を解き、更に水洗します。40℃の湯で洗い乾燥させます。
このように上がりました。


初めてのインディゴ染め、初めての絞り染めです。

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インディゴの調液
1.還元液作成
インディゴピュア 20g/L
苛性ソーダ 10g/L
ハイドロサルファイト 20g/L
50-60℃で還元し、密閉し1日置きます。

2.希釈液作成
苛性ソーダ 5g/L
ハイドロサルファイト 5g/L
常温

3.染色液作成
還元液を希釈液で10倍に薄めます。

インディゴピュアをエタノール(80v%)でペースト状にし、湯に溶かします。苛性ソーダを添加後、ハイドロサルファイトを添加します。(割高ですが、消毒用エタノールが少量入手できるので使用しました。)

調液した染色液は、密閉し空気を断ち、酸化を防ぎます。液が黄緑色をしておれば還元された状態で、染色可能です。