今年は染色の作品を応募します。絞り染めです。
名古屋は有松絞りで有名です。
絞り染めにも色々な技法があります。その1つが、板締めです。
生地(粗布)を畳みます。
水に浸漬します。
板に挟みます。
反応染料(2相法)を筆で辺を塗っていきます。
筆で塗ることにより多色、重色の効果が得られます。
広げて乾燥、固着します。
固着中に思わぬ防染ができました。
私の作品です。
会期 9 . . . 本文を読む
反応染料の絞り染めに挑戦しています。
絞り染め後の固着で伸子をセットするところです。
水ガラスを塗布して1日置きソーピングした後、見つけました。
水ガラスを刷毛で塗ります。濃色では塗ったところがはっきり分かりますが、明るい色では見えにくいのです。
私が緑内障で視力が落ちていることが大きいですが、塗り残しです。
染料はビニールスルホン(Remazol, Sumifix)で、染料液に少量 . . . 本文を読む
張手と伸子は引き染めに使われています。
我流の張手と伸子の使用例です。
ベランダの柱に括っていましたが、先日作成した作業台を利用して反応染料2相法の固着に使ってみます。
作業台に張手の留め具をクランプで固定します。
この様に張れました。
水ガラスを塗布し、サランラップで包み1日置きます。
ソーピングし、乾燥させます。
地入れなどで生地を裏がえす必要があるものには不向きです。
. . . 本文を読む
e-value Sawhorse brackets を組み立ててみます。
天板にボルトを通す穴を開けます。
説明書には、8mm と 18mm のドリルを使うとあります。
9mm のドリルを持っていますが、18mm はありません。
ボルトを通す 9mm の穴を開けた後、ミニルーター で頭を埋める穴を開けることにしました。
SPF 材は柔らかいので簡単です。
足をつけて完成です。足の長 . . . 本文を読む
譲っていただいたゴムで作成したスケージを使っています。
同じものを2つ作りました。
1つは補強して今も使っていますが、もう1つは木が割れてしまいました。
割れたものを修理しました。
先日作成した研磨装置で接着剤を落とします。
作成中です。厚い木を使っています。
完成です。
. . . 本文を読む
シルクスクリーンの型枠や露光装置の自作など木工をする機会がありますが、研磨に電動工具を必要とするほどではありません。ハンドサンダーで十分です。
ただ、小物を研磨するのに不便なので、このようなものを作って見ました。
両側の添え木でペーパーを固定し、砥石のように置いて使うことを考えています。
これまで、シルクスクリーンの自作スケージ(スキージ)を荒砥で研いでいました。
カッターでゴムをカットす . . . 本文を読む
前回は譲っていただいたシルクスクリーン用スケージゴムを使って作成しました。
2年以上使ってきました。
問題は、スケージゴムを留める側板(赤矢印)が薄くて弱く、後から補強したことです。
側面の 30x30 mm の角材(緑矢印)は、スケージを一定の角度で掻くためにつけたもので、私には使いやすい工夫です。
専用ゴムは高価ですので、今回はアズワンのクロロプレンゴムで作成します。
硬さ(タイプAデ . . . 本文を読む
久しぶりにT-シャツを染めました。
たこ紐や板で絞って、反応染料で筆描きしました。
柔軟仕上げに、アミノシリコンを配合したトリートメントを使う方法で、今回は、洗濯機で行ってみました。
洗剤の代わりに、”フリー&フリー ダメージエイド トリートメント”を使い、洗濯機の柔軟剤入れに従来のものを入れ洗濯と同じ条件で処理し、その後タンブラー乾燥機で乾かしました。
カサカサのT-シャツが、高級柔軟仕 . . . 本文を読む
染色用の白い T シャツは、縫製できる最低限の仕上げ加工しかしていないと思います。
そのためか、洗濯を繰り返していると、柔軟剤を使っても風合いが粗雑になってきます。
通常の T シャツの多くは、生地が傷むまで着ても洗濯時に柔軟剤を使えば風合いの劣化は少ないと思います。
自分で染めた愛着ある T シャツ、まだ痛んでいないので何とか治せないか試みました。
綿ニットの柔軟仕上げで効果の大きいものの1 . . . 本文を読む
レーヨンの”わた”を染めようと思います。少量なので、コールド染色で染めます。
染める”わた”です。
染色レシピです。
反応染料( VS タイプ)
尿素 100g/L
ケイ酸ソーダ 3号 250g/L
反応染料と尿素を2倍の濃度で溶かします。ケイ酸ソーダも2倍の濃度にします。
反応染料溶液が常温まで下がったらケイ酸ソーダ溶液と1:1で混ぜます。
反応染料溶液が熱い . . . 本文を読む
地入れについては、このサイトを参照下さい。
反応染料を使う場合は、通常アルギンを使います。
これまで使っていた空羽(あきは)がなくなり、「彩紬スラブ入」というつむぎの生地を使っていきます。空羽に比べ厚地です。
この生地に「1相法網点プリントに物理防で2相法筆描き」と同じ方法で染めていきます。
モティーフをプリントし、マスキングテープを貼ります。
張手で生地を張ります。生地がしっかりし . . . 本文を読む
先日作成した網点のスクリーンをプリントします。
レシピは、
反応染料(MCT)
重曹
尿素
ポリミン L
反応用捺染糊KS
です。
蒸して洗います。
養生シート(マスキングシート)を貼り、染めるところをカッターで切り取っていきます。
生地まで切らないよう、よく切れるカッターでカット線をなでていくような感覚で切っていきます。力をかけなくてもシートは切れていきます。
張手と . . . 本文を読む
先日染めた生地を飾りました。
生地らしさを生かしたいので、生地をのり付けしてボードに貼る事はしたくありません。
調べていたら、手ぬぐいや風呂敷を掛け軸のように飾るタペストリー 棒を見つけました。
浴衣地にピッタリの幅のものがなく、幅ギリギリの手ぬぐい用のものを購入しました。接着剤で止め、ドリルで穴をあけてひもを通しました。
良い感じなのですが、やや高価です。もう少し安価に飾れる方法を考 . . . 本文を読む
反応染料の防染(亜硫酸塩防染)を、地色をむら染め、差し色を網点プリントで行ってみます。
生地は、綿100% 変り織り(空羽)です。
1.地色のむら染め
むら染めは、サラダスピナーを使います。
反応防染の地色レシピです。
VS タイプ反応染料
ポリミン L (還元防止剤)
風乾します。
2.プリント
反応防染の差し色のレシピです。
MCT タイプ反応染料
重曹
尿素
ポリ . . . 本文を読む
綿の生地に、反応染料を2相法でプリントします。
網点を反応染料でプリントする場合の問題は、ブリード(泣き)です。
網点に変換する時にブリードを考慮して版を起こします。
プリントでのブリードは、糊の粘性で決まります。
反応染料のプリントには通常アルギンを使いますが、PVI が大きく浸透してしまいます。粘性について詳しく知りたい方は、染楽人のサイトへ。
ポリアクリル酸系などの合成糊料を配合すれば . . . 本文を読む