これまでブログに書き留めてきた「シルクスクリーン」の記事をまとめ、PDF にしました。
内容は、
スクリーンとスケージ
写真製版
柄の作成
顔料
反応染料
です。
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2021.04.25
下記サイトを閉鎖しました。
入用な方は、PC版ブログのメッセージから連絡ください。
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google drive のサイトから公開しています。
ファイルサイズが大きい(40.6G . . . 本文を読む
GIMP で柄を簡単に分割できます。
久しぶりに使おうとしたら、ギロチンがありません。
180度回転の下にあったはずです。
現在のバージョンは、2.10.12 です。
ネットで調べてもわからないので、メニューを見渡したところ、Slice Using Guides がありました。
実行すると、タグに柄のない画像が4つ表示されました。
分割された画像です。保存して確認しました。
. . . 本文を読む
ジョイントを考慮して分割することが多いですが、直線で切る場合、以前にPosterRazor というアプリを紹介しましたが、MacOS 版は開発が止まっているようです。
直線分割が、GIMP で簡単にできました。
GIMP で柄を作り、そのまま分割作業に入れます。
カット線であるガイドを、ピクセル又はパーセントで指定します。
等分に4分割する例です。
「画像→ガイド→新規ガイド(パーセントで) . . . 本文を読む
前回、2分割した2つの柄を1枚の紙にプリントする場合の配置決めを述べました。
今回、4分割した柄についてです。
この柄です。黒地に白顔料でプリントします。
4分割した柄の製版用画像をプリンターで打ち出し、型を合わせで貼り合わせます。
これを、プリントする紙に置き、位置を決めます。
左下からプリントします。
スクリーンを置き、紙を抜きます。
プリントします。
右下を型合わせしプ . . . 本文を読む
シルクスクリーン製版の露光装置用ケミカルランプが近く入手できなくなるなると思い、予備のランプをストックしています。
LED の捕虫装置や UV レジン硬化器があるので、UV LED で作れないか調べてみました。
プリント回路基板 (PCB) を作るのに露光装置を自作している海外のサイトをいくつか見つけました。日本のサイトはあまりないようです。
しかし、私の露光装置のケミカルランプを LED . . . 本文を読む
現在、東芝のケミカルランプ(捕虫器用蛍光ランプ)を使っていますが、メーカー在庫限りで終了のようです。
シルクスクリーンをあと何年できるか分かりませんが、何本かストックを用意しました。
LED のケミカルランプについては、捕虫器はあるようですが、全く情報が見当たりません。個人で露光装置を自作することが不可能になってしまうのでしょうか。
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以前に考察してみました。
ここで述べたように乳剤の色を見て、判断しています。
1ヶ月半で褐色味を帯びてきたので、まだ残っていたのですが捨てたことがありました。
今回は、9月4日に調合したものです。2ヶ月後の11月6日は、青みの綺麗な黄色で問題なく製版できました。
今回12月10日、乳剤の色はやや褐色味を帯びているような感じですが、使って見ました。
無事に上がりました。
乾きが悪いので室内でス . . . 本文を読む
感光乳剤の塗布、いつも1枚目は上手く塗れないのですが、久しぶりの製版で4枚とも塗布がグチャグチャでした。不器用で、綺麗に塗るのは到底無理ですが、ちょっと情けないところです。
塗りムラだけは要注意です。厚くなったところは乾燥不足で架橋不十分になりがちです。水洗後、水ぶくれのようになってたら塗りムラの可能性があります。今回、1ヶ所ありました。幸い柄の中でないので耐水テープを裏から貼りました。
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使用したスクリーンは、紗を剥がして再使用しています。
感光膜の剥離は、架橋が進んでいると難しいです。
最近、続けて製版に失敗しましたが、水洗直後なら剥がしやすいと思います。
ただ、失敗することを想定して剥離剤を常駐させていません。
紗の剥離は、紗張りに使う薄め液を塗って剥がします。
仮枠は簡単に剥がせますが、本枠はテンションをかけて張っているので、接着剤層に紗がめり込んでいるので剥がすのに力 . . . 本文を読む
前報で述べたように、SBQ 感光乳剤も抜けが悪い原因の1つは、水洗中に架橋が進んでしまうためと考えました。
水洗装置に、日除けを作りましたが、この水洗装置でジアゾ感光乳剤を洗ったところ皮膜が剥がれてしまいました。
SBQ 感光乳剤を使って製版します。
露光時間を1分20秒から、1分にしたところ SBQ 感光乳剤でも皮膜が剥がれてしまいます。
1分20秒にしたところ、皮膜の剥がれはありませんが . . . 本文を読む
前報で述べた木枠作成方法についてです。
接着剤、ウルトラ多用途 SU、セメダインスーパー X などを塗布後しばらくおき、粘着性が出てきたら貼り合わせます。動かなくなるまで手で押さえます。
実用強度に達するまで、コーナークランプで固定しておきます。
夏の暑い時は、動かなくなるまで手で押さえておく時間は数分です。
寒くなるとこの時間が長くなります。もう良いかなと思ってコーナークランプを取り付ける . . . 本文を読む
露光後の水洗中に、架橋が進み、柄の部分が抜けなくトラブルの解消に、水洗装置に日除けを作りました。
日除け作成後の製版です。ジアゾ感光乳剤がまだあります。架橋剤を添加して1ヶ月あまりで、乳剤の色は青みの綺麗な黄色です。
通常の手順で露光し、この日除けの下で水洗していきます。
柄の部分が落ちていき順調と思った時、白場になる部分の皮膜が剥がれてしまいました。
寒くなってきたので乾燥不充分を疑い、さら . . . 本文を読む
シルクスクリーンの柄を、多色に分解し、複数枚に分割した場合、プリントアウトに、全部の原稿の拡大・縮小率を揃えなければなりません。
これまでは、個別に全部をプレビューで立ち上げて作業をしていました。
もっと簡単に揃える方法です。
2色に分け、2分割した4枚の原稿の例です。
プリントアウトするファイルを、まとめてプレビューで開きます。
Epson PX-K150 の場合、自動回転を外し、方向を . . . 本文を読む
多分割や多色の製版をするようになって、一度に多くの枚数の紗張りをするようになりました。
仮枠を補充して、紗張りの効率を上げます。
型枠の材料に、SPF 材を使ってきました。安価なことは良いのですが、ソリが大きくガタつきます。仮枠は一度作れば長く使えますので、ホームセンターの加工材を使ってみました。
作り方は、前回と同じです。
カットして、木工用ボンドで接着します。
木ネジと金折れで補強 . . . 本文を読む
写真製版で、露光後の水洗中に太陽光が当たると架橋が進み抜けにくくなることが分かりました。
太陽光が当たらない所に水洗装置を作り、簡単な遮光の覆いを作りました。
今後、SBQ 感光乳剤を使っていきたいと考えているので、より遮光度の高い覆いを作ってみました。
小型のビニール温室に黒のペンキを塗ったものです。
ビニール温室のシートは塩ビです。プライマーをスプレーして水性塗料を塗りました。
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