なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

鮮やかに咲き誇る

2017-09-28 15:59:50 | なばな日記
皆さんこんにちは 田原市の

なばな鍼灸院です

お彼岸も過ぎたこの季節

田んぼのあぜ道には

鮮やかすぎるほどの赤で彩る

「彼岸花」が咲き誇ります

「彼岸花」またの名を

「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」と言い

サンスクリット語で

「天井に咲く紅い花」という意味を持ち

吉事の前触れといわれています

しかし日本では「死人花」「地獄花」と

縁起の良くない不吉な名称で呼ばれる

ことが多い花です

その原因としては

・鮮やかすぎて炎を連想させる

・お彼岸近くに墓地などに大量に咲く

・花・茎・葉にも毒を持つ

といったことが理由ではないかと

言われております

かくいう私も子供の頃に彼岸花を

摘んで家に帰ると祖母から

「家が火事になるよ!」と怒られ

手をしっかり洗わされたことを

覚えております

あの燃えるような鮮やかな赤さは

炎や家事を連想させられるため

凶事の迷信としても根付いておりました








ただこの彼岸花が堤防や田んぼの畔道や

墓地に咲いている理由はこの毒を

活かした害獣駆除・予防を目的として

昔に植えられたものの名残だそうで

堤防やあぜ道に穴を空けてしまう

ネズミやモグラの被害をなくすためと

昔は埋葬方法が土葬だった為

動物に遺体を荒らされないように

墓地にもたくさん植えられたそうです


また彼岸花は漢方の世界では

彼岸花のもつ利尿効果が薬として

使われています

擦り下ろした生の彼岸花の球根を湿布の

要領で足の裏(土踏まず)に

貼ることにより体内の余分な水分が

尿や便とともに排出され

むくみ症状に効果があるそうです


ここ数日で気候が一気に秋めいてきた為に

体調が優れないという方が

多く来院されるようになってきました

テレビなどでは夏バテならぬ「秋バテ」が

報じられるようになりました

しかし結局の所は自律神経の乱れが一番の

原因となります

体のダルさや代謝不足による

むくみの症状などには

「腎兪(じんゆ)」へのお灸が効果的です








場所は以前にもご紹介させていただいたように

腰のくびれの高さの背骨

(第2腰椎と第3腰椎の間)から

それぞれ指2本分外側にあります


体調と自律神経を上手に整え

季節の変わり目を乗り切っていきましょう





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