なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

日本死の臨床研究会 中部支部研修会

2018-03-01 16:11:24 | なばな日記
皆さんこんにちは 田原市の

なばな鍼灸院です

昨夜から今日にかけて

日本全土を春の嵐が

駆け巡っておりますが

皆さんの地域ではいかがでしょうか?

ここ田原市では午前10時過ぎには

気温が10度を超え

風は強いものの

小春日和を迎えております

そんな中 旧渥美町の福江町内を流れる

免々田川の河津桜が

咲き始めました







例年であれば2月の下旬ぐらいには

花が咲き始める河津桜も

今年は厳しい寒さが長く続いた冬の為か

開花が10日ほど遅れたようです

寒さを乗り越え

少しづつ咲き始める桜を見ると

春の訪れを実感することができます

この小春日和しばらくは

続くそうですが

寒の戻りで体調を崩さないように

十分気をつけていきましょう


先週2月25日(日)に三重県伊勢市の

伊勢かぐらばリゾート「千の杜」で

開催された

日本死の臨床研究会 中部支部研修会に

参加してまいりました







今回は

医療者自身の心のケア

~whole person careと
      マインドフルネス~

というテーマでおこなわれました

緩和ケアに携わる医師 看護師

その他の医療従事者に向けた

心のケアを中心にした講演でした

穏やかに死と向き合う

患者さんに対して

ケアをおこなう

医療従事者の心が疲れ切っていては

患者さんに寄り添う気持ちやケアも

十分におこなうことができません

そんな時に「マインドフルネス」を

用いて心のセルフケアをおこない

再び患者さんと向き合う力をつける

という内容を主に

昭和大学医学部 医学教育学の

高宮 有介先生と








土屋 静馬先生が








講演をおこないました



ここで用いられるマインドフルネスとは

簡単に言うと

「今ここにただ集中している心のあり方」

のことを表します

例えて言うのならば

スポーツ選手が絶好調の時に

「ゾーンに入った」という

言い方をすることがありますが

その状態に近いと考えてもらえれば

分かりやすいかもしれません

普段の私たちはそんな

マインドフルな状態とは

程遠い所にいます

処理すべき情報量はその都度増え

なかなか心が休まる時間を持てませんし

頭の中のおしゃべりは止まることなく

「不安・否定・恐怖・評価・後悔・雑念」

をずっと喋り続けています

一言で言ってしまうと

「あれこれ考えすぎ」ている訳です

そんな精神状態を

意識的に改善していこうとするのが

マインドフルネスとなります


そんなマインドフルネスによく

用いられる方法が「瞑想」です

宗教的なものではなく

日本古来からある「禅」や

インドのヨガで用いられるような

「瞑想」を習慣的に用いて

マインドフルネスの状態を維持し

雑念や無駄な思考のないところに

自分自身の静かな中心を

見出していこうとするのです

アップル創業者の

スティーブ・ジョブズをはじめ

著名なトップ経営者が瞑想や禅などを

習慣にしていたことは有名ですが

それはこうした理由からだと

言われております


今回の講演で高宮先生は実際に

参加者に瞑想の仕方や呼吸法を

ワークとして講演され

土屋先生はそこに至る

マインドフルネスを学術的に

講演されました


今回の講演を受講し私たちも

無駄な雑念にとらわれることなく

目の前の患者さんに集中して

治療をおこなえるよう

心の在り方を再度勉強させて

いただきました

来院された患者さんが笑顔で

帰ってもらえるように

これからも日々精進してまいります





なばな鍼灸院連絡先




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頭痛・肩こり・腰痛・突発性難聴専門
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