うちの庭は秋は淋しいものです 春専用に仕立ててありますので しかし やっと仙人が下りてきました。
先日の友人の告別式に行ってきました。 山の中の実家(故里)でありましたが 景色を眺めながら 人柄や性格を納得させられました。 とてもすばらしいところで育ち とても良い人達に育てられたのだなあと 実感しました。
葬儀には 38才の青年には似つかわしくないほど 大勢の方々が 参列いたしました。 250人ほど席がありましたが ずっと駐車場まで立ったままの方たちがたくさんおられました。
普段は目立たない ちょっとバカなことばかり言ってましたが やることはちゃんとやってしまう男でしたので 多くの人に慕われていたのでしょう。あらためて故人を思い出しました。
私が死んでも おそらく 誰も来ないでしょう 身内も・・・。 すばらしい告別式でした。
お父さんの言葉に さらに感動しました。 自分の子でもでありながら それより嫁さんのことを一番気遣い しっかり謝辞を述べられました。 息子の突然の死を うろたえることなく しっかり受けとめ 故人の気持ちを代弁されたのだと思います。あの子にしてこの父 良い親子でした。 胸に来るものを そっと持ち帰りました。 年下の男に たくさん教えられた一日でした。