先日 知り合いの不動産業者から電話があり 中古住宅を売ったのだが 買主より苦情が 宅建協会にきているとの事。 その物件は 私がその業者に売った住宅でした。苦情の内容は 主にシロアリがいるということ そしてボルト類がゆるんでいる さらに雨漏りの跡が見受けられるということでした。 とにかく私に宅建協会に行ってくれと頼まれたわけです。
私が売った時は 契約前に シロアリについては 売主(素人)に予防の経過を聞き 平成十二年に行った後 やってないということでした。それを説明し 買主側(業者)の シロアリ業者にもぐって点検してもらい シロアリはいない ということでした。そのときに浴室入り口の土台が4尺ほど腐っており(漏水原因?) 写真も撮って確認しております。
そのことを文書で承認して買っており 私の取引には問題ないのですが、宅建協会苦情というと ビビルのでしょうか 私に行ってくれというのです。 その後 業者は シロアリ予防をして 土台もとっかえ 修理して 販売したと 聞いてましたが・・・。
とにかく協会にいき 話を聞こうとしましたが 当事者ではないのでなかなか 個室に入れてくれませんでした。かなり強引に 承諾させて 入ってみると 相談員は 知ってる業者でした。
話を聞くと エンドユーザー(素人)は 3つの大手シロアリ業者に見せて ビデオまで撮ってるとの事。そして、裁判になったら 大変ですぞと 言ってました。私が シロアリ業者が一度みて いないのを確認してますよ というと こちらは大手業者ですよ そんな素人のような業者じゃ信用できない とのたまったので。ナベちゃんここで 切れてしまいました。ぷっつん・・・・・。
シロアリに大手もくそもあるか その大手は 訪問して 床にもぐって シロアリを撒いて 行政指導受けたこともある業者だぞ こちらは30年以上シロアリと現場で戦ってる人間が実際に もぐったんだぞ。 業者にしてみれば シロアリがいたほうが仕事になるけど いないものはいない 本当に信用できるのはどっちだ。裁判を恐れてどうします。分からなければもしくは相手が裁判というなら好都合 悪いことをやってないなら裁判大歓迎だよ。 本当に相談員には ほとほとあきれます。
ボルトの緩みも 木造住宅ではありうることですよ そんなことで 家は壊れません。緩んだのが分かったら締めればいいこと 実際これはなんでもないことです。だからボルトでもたせようとする家は大嫌いなんです。それなのに メーカーは 金具を強調します 素人には木より金属のほうが強く思えるんですね。 話がそれたので戻しましょう。
で、雨漏りの件 これは私が売ったときも口頭で説明してます。過去にあっただけで 今はありません。屋根裏にしみが残っているだけ、それも 説明して知り合いは売ったそうです。
なんか 因縁吹っかけられたみたいで 後味わるいです。思うに 大手シロアリ屋が シロアリ持ってきて工事をしたい みたいな気がします。
知り合いには シロアリの保証書があるから 本当にいるのだったら それで保証するように助言しました。とにかく、あまりにもマスコミや素人住宅屋が 簡単に 構造や 環境などというものだから 消費者が混乱している様子がうかがえます。 逆に考えると 家は 信頼のおける業者・ 建築屋を しっかりかかえておくべきです。いつもナベちゃんが言っているように 命と財産は 医者・弁護士・建築屋・不動産屋・司法書士のいい人を いつも持っておくべきです。こればかりは 金銭より信頼だと思います。
だいたい、窓小さくして密閉箱みたいな家ばかり造って(安上がり)そして エアコン バリバリで エコ住宅・環境にやさしいなんて 言ってます。とんでもない 国産材 を選別して有効に使い その地方の風土・習慣にあう建築を考えないで なにが エコ じゃ。もっと大きな視野で エコロジーを考えてほしい。
これから、この件は どういう風になるのか 見守りますが、知り合いは 相手は素人なので気のすむようにしてあげますとの事。しかし、シロアリについては こちらで対処するとの事。
少し安心しました。 不動産てたいへんですよ。