ここ数日 暖かい穏やかな日が続きます 日中は窓開けて走るとそう快です。
月曜日のこと 一日中会社の外がうるさいので 夕方出てみると なんと 銀杏の木(街路樹)が 枝ごとぶった切られていました。まだ作業中でしたので 観察してましたが チェーンソー3台で 二本の木が丸裸 4人で一日中かかって やっと5時過ぎに終わりました。 うるさくて仕事になりませんでした。
それよりも 銀杏の残酷な姿 隣りに電柱があるので枝が 触るのですが ちょっと前には 九電のほうから 電線に保護カバーを取り付けに来てました。そして 今度は枝ぶった切り。
電線の間を幹が伸びてますので どうしても枝は当たります。台風や風が強いときはいつも心配でした。おまけに 電柱の上にカラスが巣をかけるので ほぼ一ヶ月おきに九電が出張してきます うちの駐車場を使用するわけですが 気を使うしやっぱり迷惑ですよね。
だいたい電柱のすぐそばに二本も高木を植えるのが 気が知れません。危険だし 管理に経費をかけ 景観もあったもんじゃない。
景観といえば、今年度から県は 景観について規制をかけるそうですが そんなことより今の 景観(公共物)の整備を先にやるべきです。どうせ 景観条例なんて 高さ制限 色制限 形制限 などで 景観が悪いと判断するのは誰なんでしょうね?判断基準が分かりませんよ多分 おそらくまた 紫は悪役でしょうね。
景観は その地域の文化や住んでる人の生き様を映し出します。景観は時と共に変っていきます 価値観が変化するように 地域の景観も変ります。例えば パリの街 道路が整備されてファサードが統一感にあふれてます。しかし、景観が本当に良いとはいえないかもしれません。成長しない 生きいきしてない 退屈 すぐに飽きる 見た目の安心感だけ。それよりも 旧環境を少しでも 変えていこうとする意識のある建物が 景観を生きいきさせることは良くあることです。古い建物もあり 新しい形の建物もあり これから変っていく 渾然とした建物群 日本にはそういう街区が 多くみられますし それが日本の文化だとも思えます。
すぐに真似(特に外国の)をしたがる日本人ですが、日本の住環境 町文化を しっかり熟成して 独自の景観を創りたいものです。なんでもありの日本の景観 成長過程の景観 あると思います。
←かわいそうな銀杏です。枝ぶりは 上のほうで半径2㍍以上ありましたよ
この街路樹の管理には 疑惑がありますね。