小さくて綺麗なバラです
小さな工場が 競争を勝ち抜いていくとき どこにも負けない技術や製法などを考えていくうちに面白いやり方や方法を編み出したり発見したりします。いわゆる発明ですね。この特許を取得して 他社が真似するのを防ぎます。特許は特許庁に届けて審査を経て特許を受けます。
ところが、最近では 特許の侵害で裁判をすると 約半数が負けてます。特許をとっても何もならない残酷な事態が発生してます。侵害の訴えを起しても 負けてしまうので 裁判費用など考えて泣き寝入りの状態がたくさんあります。
5年ほど前に 知財高裁ができ 争いを裁くようになりましたが、一段と特許が特許でなくなる事態が増えています。特許が特許庁と裁判所で違う見解になってしまっています。どちらにしても 綺麗な机の前でしか 仕事をしてない人たちが 頭だけで考えて これは発明だ いや違うなどと軽々しく決め付けている実態が目に浮かびます。
一例では バイブレーターモーター これは携帯電話にもついてるやつですが モーターの軸にきれいな円盤ではなく 歪な円盤をつけて廻すと ぶるぶると震えるわけですが 特許庁は特許(発明)と言い 裁判所は 自明の理 と言って特許とは認めません。
発明とは だいたい後では なんだこんなことか と簡単なことが多いわけですが それを発見するのにどんなに苦労したやら 試行錯誤したやら くたびれ果てて ピンと来たときに 発案することが多いものです。最初から分かってたら みんなやってますもの 現象だけを考察するんではなく その過程も考慮してほしいものです。
こんな状態だと技術大国日本は 技術力が廃れてしまいます。支えているのは 町工場 職人さんたちなんですから。
さらに選考委員に技術屋さんを入れると 変な利権で金が動くようになりはしないかとも 不安ですね 今の日本・・・ 人。
白もなかなかいいですね ナベチャンはこっちが好き