長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

106億円の価値

2011-11-21 08:35:14 | Weblog
大王製紙の前会長が、強制捜査されるようになった。
今まで分かってきたところでは、不正借り入れした106億円は、ほとんどがカジノで使われたという。
カジノで使用した時期と、今回の東北の被害とは、時期が一致していないけれど、もし100億円をぽんと被災地救済に出していたら、後世にまで立派な事業家として、その名を残したであろう。
それが、カジノで使ったために、犯罪者として名を残すことになってしまったのである。
川柳でも、三代目を笑うのもあるけれど、何代も続いた社長や会長の子供として生まれていれば、お金はいくらでもあって、自由に使えるものだと錯覚してしまうのであろう。
我が家でも、娘が最近家を買ったけれど、ほとんど自分たちで稼いだお金と銀行からの借金である。
これから、30年間借金を返済していく中で、お金のありがたみを十分に自覚するようになるであろう。