中国が撤回を拒否

日本が中国の設定した防空識別圏を撤回するように求めたのに対し、「まず日本が自国の防空識別圏を撤回するように求める。そうすれば中国は４４年後に撤回を考えてもいい」といったという。
中国の時間はそれくらいのんびりとしたというか、日本と比較にならない時間尺度で動いているのである。
今回、中国では防空識別圏を設定しても、まだ空軍力が十分でないため、十分な効果は発揮できないようだ。
ただ、これから徐々に空軍力も整備して、いざという時には、不明機を撃ち落とすようになるということであり、それが何年先になるかは中国にとっては問題ではないようだ。

原発建て替え容認根強く

エネルギー政策を議論する経産省の有識者会議では、原子力発電所を将来的に維持するために原発の建て替えを認めるべきだとの意見が強いという。
そのもとになって居るのは、原発は最も優れた電源の一つだということらしい。
東北大震災で原発事故が起きる前なら、その論理で通用したであろう。
ところが、今では原発は危険であり、放射性廃棄物の最終処分場もなく、原発を稼働し続けることができないこともわかっている。
もともと、有識者会議といえば、政府に都合のいい人ばかり集めたものだということは承知しているけれど、これほどひどい議論となって居るとは開いた口が塞がらないと言うところである。

１４年産米減反強化

農水省は１４年産米の生産目標を１３年より２６万トン少ない７６５万トンに決めたという。
削減幅としては、今までで一番大きいようだ。
というのは、政府は減反を決めており、今後５年かかって廃止にするために、それまでにコメの在庫量をできるだけ少なくする必要があったのである。
それにしても、来年の６月時点での、民間の在庫量は２５５万トンもあるという。
民間ということは、政府にもかなりの在庫があるのだろう。
この米の在庫にかかる費用もばかにならない金額ではないかと思う。
減反政策を止めた場合に、お米の需給関係がうまくいくのだろうか。

「西城秀樹さんに勲章」詐欺容疑

フランスのコマンドゥール賞といえば、私も聞いたことがあるけれど、その勲章を受賞するには、礼金が必要だと言って、西城秀樹のマネージャーから７２０万円を詐欺(詐取）した奴が居るという。
実際に西城本人は知って居たのか知らなかったのかどうか。
それにしても、芸能人やタレントは多分賞に弱いのであろう。
また、金銭の管理にもルーズなところがあるのではないだろうか。
以前に阪神の金本選手が詐欺にかかったという話も聞いたことがある。