失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「悲しみのアンジー」 ザ・ローリング・ストーンズ 1973年

2007-02-26 | 
ストーンズとか、ドラマに使っていいんだ。しかも「ANGIE」かよ…

The Rolling Stonesは1963年デビュー。そして、まだ、やってる。

①悲しみのアンジー ANGIE 関西テレビ/フジテレビ系ドラマ「フェイス」主題歌
(M. Jagger/K. Richard)
ニッキー・ホプキンスによるピアノが素晴らしい。ストーンズの代表曲のひとつ。ミック・ジャガーって上手いんだか下手くそなのか未だによくわからないのだけど、この曲でのパフォーマンスは、ロック史に残る偉業だろう。後半、ストリングスが入ってややウエット過ぎるか?とも思うが、やっぱりなんだか泣けちゃうのさ。
アルバム『山羊の頭のスープ』(1973)のA面ラスト、5曲目。

②シルヴァー・トレイン SILVER TRAIN
(M. Jagger/K. Richard)
こちらは同アルバムのB面1曲目。B面のアタマっぽい勢いがあります。オリジナルシングルのB面もこの曲だった。ちなみにオリジナル7インチはこんなエロジャケ。内容とあってねーだろ。

定価948円(本体903円)どっちも中途半端なのは何故か。中古のほうは100円で、レンタル落ちは50円だったと思う。
これを並べてみたのは、特に意味はないが、黒字のシンプルな文字ジャケに、紫のレンタルシールが映えるなあ、ということで。しかしタイアップ情報が曲のタイトルやアーティスト名より目立つデザインは珍しいかも。ところで、ずっとシール付きのほうを眺めていると、あら不思議。シールなしジャケが心なしか淋しく見えてくるでしょう。ね。
マニアさん向け情報としては、紫シールは洋盤専用。このブログにいやと言うほど登場している邦盤のレンタルシールは、真ん中に「8」(もちろん、8cmの「8」)と書いてあるのだが、今回のヤツは「Y」。周りに小さい字で「社団法人 日本レコード協会(洋盤)」と記されている。「洋盤」の「Y」なわけだ。

ストーンズは高校の頃『ベガーズ・バンケット』(1968)を後輩に教えてもらってよく聴いた。やはりその前後のアルバムが最高だと思うが、リアルタイムで聴いた中では『トーク・イズ・チープ』(1988)かな。こりゃソロか。あと、ライブエイドで、ミックとボウイが「ダンシング・イン・ザ・ストリート」を踊り狂っているビデオが、確か朝方に流れて目が覚めたのを思い出す。キースとロンは、トリのディランのバックで出演していたっけ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿